東京メトロが「地下鉄博物館」リニューアルへ “日本初の地下鉄車両”も展示 開業から約40年で検討着手

東西線の高架下にあります。

施設・設備の老朽化に対応

 東京メトロは2025年4月、今年度から2027年度までの中期経営計画を公表。その中に、地下鉄開通100周年記念事業として、地下鉄博物館のリニューアルに向けた検討に着手する方針を盛り込みました。

 地下鉄博物館は、東京メトロの前身である営団地下鉄時代の1986(昭和61)年の7月に開業。東西線の葛西駅(東京都江戸川区)の高架下にあり、公共財団法人メトロ文化財団が運営しています。

 この施設では、1927(昭和2)年に登場した日本初の地下鉄車両1000形や、初代丸ノ内線用車両の300形が展示されているほか、運転シミュレータなどを楽しむことができます。

 東京メトロは地下鉄博物館のリニューアルの方向性について「施設・設備の老朽化への対応のほか、地下鉄100周年の歴史を踏まえた展示物の更新を検討している」(広報部)と話します。

 現時点ではリニューアルの具体的な内容は未確定とした上で、「ステークホルダーへの感謝の表明、開通100年の振り返り、将来への期待感醸成をもとに、メトロ文化財団と協調しながら検討を進める」としています。

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