バルサに痛手…ダニ・オルモが左肩脱臼で約1カ月の離脱、アトレティコ戦の逆転弾直後...
 バルセロナは3日、スペイン代表MFダニ・オルモの負傷について発表した。  ダニ・オルモは現地時間2日に行われたラ・リーガ第19節(前倒し分)に先発出場。1-1で迎えた65分、ペドリからの鋭い縦パスを収めると、ロベルト・レヴァンドフスキとの連携でボックス内へ侵入し、最後は倒れ込みながら左足でゴールネットを揺らした。  勝ち越しゴールを決めたダニ・オルモだが、倒れ込んだ際に左肩を痛めてプレー続行不可能となり、マーカス・ラッシュフォードとの交代でピッチを後に。バルセロナは後半アディショナルタイムにも1点を追加してアトレティコ・マドリードを3-1で下したが、負傷退場したダニ・オルモの状態に注目が集まっていた。  クラブの発表によると、検査の結果ダニ・オルモは左肩の脱臼と診断されたとのこと。今後は保存療法で回復を目指すこととなり、約1カ月間は戦線を離脱することになるという。これにより、現地時間6日のラ・リーガ第15節ベティス戦をはじめ、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のフランクフルト戦、オサスナ戦、ビジャレアル戦と年内に行われる公式戦4試合を欠場することが濃厚となった。  ダニ・オルモは今シーズンここまで公式戦17試合に出場し、4ゴール2アシストをマーク。先月上旬に左ヒラメ筋の負傷から復帰したばかりだったかが、再び戦列を離れることとなってしまった。  なお、バルセロナではスペイン代表MFガビ、同フェルミン・ロペスも負傷離脱中。ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホは精神的な問題により戦列を離れており、現時点で復帰時期の目処は立っていない。 【ハイライト動画】バルサがアトレティコ撃破! 鮮やかな3発逆転勝利で5連勝
今夏は残留も…公式戦30試合連続無得点と苦境のロドリゴ、レアルは1月の売却を検討...
 レアル・マドリードがブラジル代表FWロドリゴの売却を検討しているようだ。2日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。  現在24歳のロドリゴは2019年夏に母国の名門サントスからレアル・マドリードへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算285試合で68ゴール53アシストをマークし、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数々のタイトル獲得に貢献している。今夏には退団も囁かれたが、本人が他クラブへの移籍を拒んだことで残留に至った。  シャビ・アロンソ監督のもとではここまで公式戦15試合に出場しているものの、先発起用はわずか4試合と定位置を確保することはできておらず。また、今年3月に行われたアトレティコ・マドリード戦を最後にゴールから遠ざかっており、現在は公式戦30試合連続無得点。これはマリアーノ・ディアス(現:アラベス)に並ぶ、FW登録選手としてのクラブワーストタイ記録だ。  報道によると、レアル・マドリードは今夏に続いて1月の移籍市場でのロドリゴ売却を検討しており、他クラブからのオファーにも耳を傾ける見込みだという。選手本人の意思は定かではないが、クラブが中盤やセンターバック(CB)の補強資金捻出を目指していることから、再び退団の可能性が浮上しているようだ。  今夏にはアーセナルやリヴァプールがロドリゴの獲得に興味を示していたが、この両クラブが1月に獲得に乗り出すかは不透明とイギリス紙『ミラー』は指摘。両クラブとも今夏に大型補強を敢行し、アーセナルはヴィクトル・ギェケレシュやエベレチ・エゼ、ノニ・マドゥエケ、リヴァプールはアレクサンデル・イサク、ウーゴ・エキティケ、フロリアン・ヴィルツを獲得し、前線の強化に成功している。  再び去就に注目が集まることとなったロドリゴ。果たして1月の移籍市場でオファーを提示するクラブは現れるのだろうか。
「リーグの行方を左右する重要な『3』ポイント」…“反撃の狼煙”を上げたハフィーニ...
 バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、アトレティコ・マドリード戦を振り返った。2日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。  ラ・リーガ第19節の前倒し分が現地時間2日に行われ、バルセロナは本拠地『カンプ・ノウ』にアトレティコ・マドリードを迎えた。19分にハイラインの裏を突かれて先制を許したが、7分後にペドリの絶妙なスルーパスに抜け出したハフィーニャがGKヤン・オブラクを抜き去り同点弾。後半に入ると65分にダニ・オルモ、90+6分にフェラン・トーレスがネットを揺らし、鮮やかな逆転勝利を収めた。  公式戦7連勝中と絶好調だったアトレティコ・マドリードを撃破したバルセロナ。反撃の狼煙を上げたハフィーニャは「重要なのは自分たちの仕事を信じることだ」と強調しつつ、次のように試合を振り返った。 「リードを許すこともあるし、それに備えておく必要がある。僕たちは非常に良い準備をしてきたし、このような試合を勝ち抜くためにはそうした精神が必要不可欠なんだ。失点することもあるが、このような試合で逆転するためにはしっかりとした心構えが必要だ。この試合の難しさは理解していたし、昨シーズンのように相手に先制点を許す可能性があることも認識していたよ」  これでバルセロナはラ・リーガ5連勝。“宿敵”レアル・マドリードが3戦連続ドローとやや調子を落とす中、順調に勝ち点を積み上げ、首位に立っている。ハフィーニャは「試合ごとに自信をつけているし、リーグ戦ではそれが鍵になる。リーグの行方を左右する重要な『3』ポイントだと思っているよ。今後もポイントを重ねていけば、すべてが上手くいくだろう」と現在のチーム状況への自信をのぞかせた。  次節、バルセロナはアウェイでベティスと対戦する。 【ハイライト動画】バルサがアトレティコ撃破! 鮮やかな3発逆転勝利で5連勝