4点リードから怒涛の追い上げ許し1点差に…壮絶な撃ち合いを振り返るペップ「髪が抜...
 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がフルアム戦を振り返った。2日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。  プレミアリーグ第14節が2日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でフルアムと対戦した。17分にアーリング・ハーランドのゴールで先制すると、タイアニ・ラインデルスとフィル・フォーデンが追加点を挙げ、54分までに5-1と4点のリードを奪う。しかし、そこからフルアムが怒涛の反撃を見せ、21分間で3点を返して一気に1点差に。最終的に5-4で勝利したものの、大勝ムードから一転して冷や汗をかくこととなった。  なんとか逃げ切りに成功し、辛くも勝ち点「3」を手にしたマンチェスター・シティ。試合後、グアルディオラ監督は「試合を楽しめたかって? 髪が抜けたよ」と冗談を飛ばしつつ、壮絶な撃ち合いを次のように振り返っている。 「これがプレミアリーグだ。何が起こったのかと聞かれるのは分かっているが、答えはない。サッカーとは感情であり、失点は守備のまずさから出たものと言える。クロスを防ぐために深く下がり過ぎてしまった。スペースをもっと上手く埋める必要があるが、今日のチームは信じられないことを成し遂げた。なぜなら、相手がどれほど難しいチームかということを知っているからだ」 「試合を楽しむことなど到底できなかった。5-1の時はそうだったかもしれないが、5-4になってからは試合ではなく時計ばかり見ていた。厳しい試合だったし、結果が出ていなければもっと辛かっただろう」と言葉を続けたグアルディオラ監督。最後には「5-1になった時、あなた方(メディア)はもう終わりだと思っただろう。明日の記事は『マンチェスター・シティがついに復活』だと。でも、それはゴミ箱行きになり、最初からやり直さなければならなくなった」と再び冗談で締め括った。 【ハイライト動画】マンCが合計9発の撃ち合い制す! フルアムの怒涛の反撃振り切る
VAR判断に納得できず…トッテナム指揮官「PKになるなんてあり得ない」
 トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督が、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定に不満を口にした。2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。  プレミアリーグ第14節が2日に行われ、トッテナム・ホットスパーはニューカッスルと対戦した。71分に先制点を決められると、78分にクリスティアン・ロメロが頭で同点弾をマーク。さらに、86分にはPKから再び勝ち越されたものの、90+5分にロメロのオーバーヘッド弾で追いついて、2-2のドローに終わった。  劇的ドローに持ち込んだトッテナム・ホットスパーだが、86分に決められたPKの場面の判定については議論を呼ぶものとなっており、同プレーはコーナーキックの守備の際にロドリゴ・ベンタンクールがダン・バーンを抑えようとして両者倒れたところ、VARが介入してOFR(オンフィールドレビュー)の結果、PK判定となっていた。  なお、プレミアリーグのマッチセンターはX(旧:ツイッター)でこの判定を下したトム・ブラモール主審の宣告について「確認の結果、トッテナムの背番号30番はホールディングの反則を犯しており、明らかにボールを見ていなかった。これによって最終判定はPKだ」と伝えている。  しかし、評論家たちからはこれはほとんどの試合のコーナーキックで起こる類の出来事だと指摘する声も上がっているなか、フランク監督も「VARの完全なミスだった」とPKと判定されたことへの不満を口にした。 「主審は良い判定を下したし、ピッチ上での判定は奨励されるものだ。私にとってあれがPKになるなんてあり得ないことだ。ニューカッスルの何人かと話をしても、彼らもPKではないと考えている。一貫性が必要なんだ。主審のピッチ上の判定は正しかったと思う。VARは明確で明白な判定の時だけ使われるべきだ」  一方、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は試合後、「その時は見ていなくて、今ようやく見た。重要なことはディフェンダーがボールを全く見ておらず、ダンを見ているということだ。おそらく正しい判定だったと思うよ」と適切な判定だったと語っている。 【ハイライト動画】ニューカッスルvsトッテナム・ホットスパー
プレミア史上最速111試合で100得点も…ハーランド「もっと練習が必要」
 マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、プレミアリーグ史上最速での100ゴールを記録した喜びを口にした。イギリスメディア『BBC』が伝えている。  ハーランドは2日に行われたプレミアリーグ第14節のフルアム戦に先発出場すると、17分にジェレミー・ドクのクロスに左足ダイレクトで合わせて先制点をマーク。試合はその後、一時4点差のリードを手にしていたところから、3失点を喫したものの、逃げ切りに成功して5-4で勝利を収めた。  この試合の先制点がプレミアリーグで記念すべき100ゴール目となったハーランドは、同リーグ史上35人目の大台到達を達成。なお、111試合での100ゴール達成は、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏の124試合という記録を塗り替え、プレミアリーグ史上最速記録となった。  歴史に名を刻んだハーランドは試合後、「誇らしい瞬間だ。通算100ゴールは大きな偉業だ。こんなに早く達成できたのは素晴らしいことだ。誇りに思うし、嬉しいよ」と喜びを口にしながら、さらなる得点量産への意気込みを語った。 「何度も言ってきたけど、マンチェスター・シティのストライカーというのはたくさんのゴールを決めるべきだ。それが僕の仕事であり、目指していることでもある。その点では決して悪くないとは思う。でも、チャンスはいくつかあったから、ハットトリックを達成できたはずだった。もっと練習する必要があるね」 【ハイライト動画】ハーランドがプレミアリーグ史上最速で100ゴールを達成!