讃岐、7月就任の金鍾成監督が退任「本当にありがとうございました」…J3最下位から...
 カマタマーレ讃岐は2日、金鍾成監督が2025シーズン限りで退任することを発表した。  金鍾成氏は1964年4月23日生まれの現在61歳。現役時代はジュビロ磐田やコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)でプレーし、引退後はFC琉球や鹿児島ユナイテッドFC、ガイナーレ鳥取などを歴任している。  今年7月には解任された米山篤志前監督の後任として讃岐の指揮官に就任。4勝5分10敗の最下位に低迷していたチームを17位まで浮上させてJ3残留に導いたが、5カ月たらずで退任することとなった。讃岐はクラブ公式サイトで「金監督のクラブへのご尽力に、心より感謝申し上げます」と綴っている。  退任する金鍾成氏は「一つの目標に向かって選手、スタッフと共に戦った時間はかけがえのないものでした。チームが厳しい時の応援は忘れられません。これからのカマタマーレ讃岐は皆様の期待と楽しみをどんどん大きくしていけるチームになれると思っています。短い間でしたが本当にありがとうございました」とコメント。また、讃岐の増田勝代表取締役社長はクラブ公式サイトを通じて次のように発表している。 「金監督には前半終了時点最下位に沈んだタイミングでチームをお引き受けいただきました。あとがない厳しい状況かつ限りある時間の中、選手たちへ明確にチームが進んでいく道を示し、J3残留へと導いていただきました。香川県にJリーグクラブを残していただきましたこと、感謝の念が尽きません。契約満了での退任となりますが、金鍾成監督のこれからのご活躍を心より祈念しております。半年間ありがとうございました」