政権交代か?

久しぶりの長期政権だった安倍政権の危機。びっくりする程の急激な支持率の低下の原因が首相自身というのが珍しい。

過去においても政策の失敗等による著しい経済状況の悪化や、閣僚の失言や失態で任命責任を問われての内閣解散はあったが、今回は度重なる閣僚の失言や失態による任命責任だけでなく、森友問題や加計問題はまさに首相個人の人間関係による疑惑。そして最後は都知事選前日の首相自身の失言。

御自身の失言に対する謝罪は勿論、どれも未だにはっきり解明されないまま内閣改造で逃げ切ろうとしているようだが、これが通れば由々しき大問題。海外では考えられない結末となる。

現に海外メディアもかなり詳しい状況を報道していて、英国でも安倍首相の26%まで下がった支持率、都知事選の大敗に続く地方知事選での自身の政党の敗退。そして特別区の獣医学部設置権を獲得したのが安倍首相の親しい友人であった事。さらには国の要ともいえる防衛大臣が南スーダンでの平和維持活動についての文書の隠蔽に直接関与し、辞職コールに直面している事。

そしてこれ等の事実に対しての安倍総理の対処に”政治を熟知していない新米大臣や、失言や失態によるスキャンダルの渦中にある大臣は大きなトラブルの元であり、庇護すれば大失敗する“と述べている。

特に国の命運を左右する防衛大臣が事実を隠蔽する事には野党議員はさらに厳しく尋問する事が予想されるとも述べ、こうした事態に対する欧米との見識の差がはっきり出ている。
考えてみれば今や歴代大統領に比べ最低の支持率に下がってしまったトランプ氏が大統領に就任した際、真っ先に駆けつけて親し気に握手していた安倍首相。やっぱりあの時囁かれた“トランプ氏と握手した政治家は負ける”という噂話。。。

一番目の安倍首相も二番目のメイ首相も窮地に陥っているのを目にすると、まんざら出鱈目でもなくない?”と友人の英国人。さて、結末は。。。

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