晴天率100%!? 「ちょっと暮らし」の移住者支援が活発な街で手作り野外フェス

6月18日、今年も、「大人が楽しみながら真剣にフェスをつくること」をテーマに、北海道のほぼ中央に位置する鷹栖町で野外フェス「ハレバレパレット」が開催されたので参加しました。

このフェスの実行委員は、「鷹栖町に住む人・鷹栖町で仕事をしている人・鷹栖町が好きな人」。イベントづくりのプロではない方々が実行委員となり、主体的に運営している手作りのイベントです。ステージも手作りです。ソーラーパネルを設置し、電力を賄います。開催は今年で5回目で、なんと晴天率100%。実行委員の皆さんは勿論のこと、参加している観客の熱い想いのゆえか、毎年毎年、青空と太陽のもと、鷹栖町の小高い森の中にあるパレットヒルズという自然豊かな森の丘で、このフェスは開催されています。

車で札幌から約1時間45分、旭川からは約30分という利便性の高さと、自然が織りなす四季折々の美しい風景に囲まれた鷹栖町は、住宅や子育ての支援をはじめ、福祉も充実しています。そして、実際に移住体験ができる「ちょっと暮らし」という制度もあり、移住者支援も活発です。このハレバレパレットも、「鷹栖町を楽しむ」ことのできるイベントの一つ。

『大人が本気で楽しい場を作り、本気で遊ぶ。そんな姿を子供たちに見せることで、これからの社会をつくる子供たちに心のエネルギーを蓄えてもらいたい。』

このテーマに賛同した、主に道内で活動するアーティストの皆さんのライブ、会場自体をステージに、出演したいと立候補した人が思い思いのスタイルで音楽を奏で、観客と至近距離で一緒に楽しむ「だれどこパレット」。農業が盛んで美味しい農産物の宝庫である鷹栖町の新鮮な食材を使用し、基本的にワンコイン(500円)で食べられるフードやドリンク、マーケットのブース。以前ご紹介した和寒町のカフェnidoさんも例年通り参加されていて、元気なお二人にお会いできました。「健康な街づくり」をテーマに、子どもから高齢者まで笑顔で暮らせるまちづくりを目指している鷹栖町のイベントにふさわしく、丁寧に手入れされたふかふかの芝生の上で、大人も子供も、思い思いに裸足で過ごし、一日本気で遊びます。

行政も住民も一丸となって暮らしやすい街づくりをしている北海道鷹栖町。行ってみれば、帰り道には、心がほっこり温かく、とても良い一日を過ごした満足感で満たされること請け合いです。

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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◆ハレバレパレット
公式サイト:https://harebarepalette.wixsite.com/home
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