高知県の芋けんぴ

芋けんぴは、サツマイモをスティック状にして油で揚げて砂糖を絡めた高知県特有のお菓子です。最近では塩けんぴといわれる、砂糖と塩をからめたけんぴか主流になっています。昔からある砂糖だけのけんぴは甘すぎて食べ過ぎるともたれたりしていましたが、塩けんぴは食べだしたら止まらないあっさりしたしあがりです。

芋けんぴはサツマイモの原料によって堅いものから柔らかめの食べやすいけんぴなどになります。高知県の各メーカーから出されています。一部メーカーがポテトチップスタイプの薄い芋けんぴの開発もしましたが、味、食感ともスティックがやはり人気で生産は縮小されました。

高知県の土産物屋をはじめ各量販店やドラッグストアなどで販売しているので、高知県内であればどこでも買う事が出来ます。この芋けんぴには派生商品もあります。通称「折れ」と「クズ」、つまり端材です。「折れ」は正規の製品の折れたもので、食感と味は正規品と同じです。「クズ」は油で揚げ、砂糖と塩を絡め、芋けんぴの正規品と「折れ」を取った残りです。クズは大人気です。破片ばかりですが柔らかく、砂糖と塩が沢山付いています。価格は「折れ」が正規品の20%ほどで、「クズ」は100円や50円です。「折れ」と「クズ」は芋けんぴ工場直売店に行けば買うことができます。

[写:Kanko@fliker]

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