鹿児島の白熊 正統派はどこで食べる?

暑い夏の風物詩と言えば、何と言ってもかき氷!鹿児島のかき氷と言えばご存知白熊(しろくま)です。最近は氷菓の一つとしてコンビニなどでも出回り、鹿児島ならではのもの、という認識は薄いのかもしれません。でもやはり、鹿児島に旅行に来たらぜひ食べていただきたいものの一つです。というのも、コンビニで見かける白熊は、一般的に鹿児島で言われるそれとは似て非なるものだからです。

そもそも、正統派の白熊は、コンビニのカップやお祭りの屋台のかき氷などとは全く違い、お店の中で食べるものなのです。大抵は昔からある喫茶店や軽食屋、昨今は素敵なカフェに期間限定である場合もあります。

店頭で注文し、まず驚くのはその大きさです。スタンダードサイズでラーメン丼サイズの皿を土台に、バスケットボールが乗っかっていると考えて頂けるとわかりやすいでしょう。1人では大抵食べきれないので、2~3人でシェアする方が多いようで、ミニサイズの白熊を、子熊(こぐま)と言います。

ふわふわの氷の中から現れるトッピングの数々。一般的なのは、あんこなどの豆類に、多種多様なフルーツ、その他には求肥や白玉、アイスクリームなどその店によってさまざま。そして鉄則なのは、豆やフルーツで書かれたクマのお顔とたっぷりの練乳!そのお顔はお店によっても様々で、イチゴ味の練乳で女の子チックに作られたものや、抹茶やあんこで渋く飾られたもの、どの店に入っても新しい味が発見できます。

夏の暑い頃になると、鹿児島の大手デパートでは「白熊を探せ!」というフェアが始まり、各フードショップで様々な大きさや味、そして顔の白熊に会う事ができます。南国鹿児島の暑い夏、ぜひ白熊を味わいに来られてはいかがでしょうか?

[写:Hajime NAKANO@fliker]

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鹿児島の白熊 正統派はどこで食べる? へのコメント 1件 』

  • 投稿者:SAI

    美味そうですね♪

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