かゆみ止めがなくてもOK!虫刺されの応急処置

温かい季節になると、虫刺されに悩まされることが多くなりますよね。ポツッと赤い湿疹ができると見た目が悪いですし、何よりかゆみで何にも集中できなくなります。ここでは、かゆみ止めの薬を持っていないときでも可能な虫刺されの応急処置をご紹介します。外出先などでぜひ役立ててください。

まずは石鹸と流水でよく洗う
虫刺されで炎症やかゆみが起きるのは、虫が皮膚を刺したときに注入される毒が原因です。特に血を吸う蚊などは、人の身体から血を吸うのと一緒にかゆみや炎症を引き起こす毒を注入しているのです。また、皮膚を刺すときに付着する虫の唾液や体液も原因…。そのため、虫に刺された箇所を流水で洗い流すことで有害な物質を取り除き、かゆみを緩和することができます。石鹸を使うと細かな部分の毒素まで洗い流せて更に効果的です。水はなるべく冷たい方が患部の炎症を抑えてくれますよ。

レモンやライムの果汁を塗る
ちょうどかゆみ止めの薬を切らしているときなどは、レモンやライムの果汁を薬の代用として使えます。レモン汁であれば、屋内なら冷蔵庫、外出先ならドリンクの付属など…様々な場面で置いてありますよね。レモンやライムの果汁に含まれているクエン酸には抗菌作用がありますから、虫刺されの部分に垂らすことでかゆみを緩和してくれます。ただし患部に傷があると大変しみて痛い思いをしますから、レモンやライムを使うときはどんなにかゆくても患部を引っ掻かないように注意してくださいね。

歯磨き粉を塗りつける
歯磨き粉ならどこの家にもありますし、人によっては歯磨きセットの一つとして持ち歩いていることもありますよね。歯磨き粉にはメントールが含まれています。メントールはミントやハッカ油にも含まれている、スーッとした清涼感を出して炎症を抑える成分のこと。歯磨き粉を虫刺されの患部に塗ることで、メントールがかゆみを抑えて患部の悪化を防ぎます。歯磨き粉は口に含むためのものですから、肌に塗ったところで害はありませんよ。

リップクリームを塗る
ちょっとした裏技になりますが、虫刺されの応急処置としてリップクリームを塗る方法もあります。リップクリームにも歯磨き粉と同様にメントールが含まれていますから、かゆみを軽減することが可能。またリップクリームの保湿効果は、患部が乾燥して更なるかゆみを起こすのを防ぎます。リップクリームなら常備している人も多いですから、虫に刺されたときはぜひ試してみてくださいね。塗る時は直接塗り込まず、綿棒や指に取ってから塗ってください。

writer:さじや

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