ジャパニーズウイスキー

山梨県北杜市白州町にある、サントリー白州蒸留所のウイスキー「白州」はジャパニーズウイスキーと呼ばれるウイスキーです。森の中に立地する蒸留所は、世界的にも稀で、シングルモルト(単独蒸留所で大麦の麦芽100%でつくられた)ウイスキーの蒸留所は大阪府三島郡にある山崎蒸溜所の2つのみしか国内にありません。

シングルモルトウイスキーのジャパニーズウイスキーとカテゴリー分けされる「白州」と「山崎」ですが味わいは全く異なります。山崎は蜜のように滑らかな味わいなのに対し、白州は柑橘類を想像させるさっぱりな印象です。ウイスキーは一般的には年数を追うごとに口の中での広がりや香りを増して行きます。販売価格は年数を追うごとに高くなりますが、一口で与えてくれる感動は年数を重ねたものの方がきめ細やかさや繊細などが豊かです。

違いを理解するための飲み方としてテイスティンググラスを使った「ストレート」がおすすめです。ストレートは強いと懸念する方もいますが、口に含んで鼻から空気を抜き、香りを楽しんだり、舌触りを楽しんだりする、ワインのテイスティングのような飲み方をします。テイスティンググラスは白州の蒸留所で1000円ほどで売っているため、白州の蒸留所を訪れたら、熟成期間の違い、年数を重ねた味わいを試してみてるといいでしょう。

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