淡路のハモを特産のたまねぎと食べるハモ鍋

ハモ料理は、関西地方を中心に夏の風物詩として親しまれています。淡路の南東部に位置する由良海域で獲れる天然のハモは、程良く脂が乗り、旨味が特に強いとしてプロの料理人からも高く評価されています。京都などの料亭に運ばれるのみならず、淡路島の島内にも美味しいハモ料理を手掛ける専門店が複数あり、地元の人々はもちろんのこと、遠方から訪れる観光客にも人気です。

淡白で繊細な味わいのなかにもしっかり旨味を感じさせるハモを、淡路の特産品である甘みの強い淡路玉ねぎを具材に使ったハモ鍋は、淡路の味覚を堪能できる逸品です。ハモの風味を逃さないように、適度に火を通してしゃぶしゃぶ風に食べます。ハモ鍋を終えた後には、具材の旨味が染みた出汁を使ったハモ雑炊をシメに楽しめます。

ハモの身を薄く削ぎ、生のままでも食べやすいようにしたお造りは、鮮度の良いハモならではの贅沢な味わい方として愛されています。また、炭火で香ばしく焼いたハモで作るハモ寿司にも定評があります。

飲食店で提供されるハモ料理に加えて、お土産に適したハモの加工品も作られています。原材料にハモのすり身を使ったハモちくわ、ハモ蒲鉾は、サービスエリアでも人気の商品となっています。

[写:teddybear123@fliker]

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