道産にこだわった美容グッズ&カフェ…地方から世界へ挑戦

札幌と旭川の中間地点砂川に、世界でマーケットを拡大している自然派スキンケアブランド「shiro(シロ)」があります。以前は「LAUREL(ローレル)」というブランド名でしたが、世界にも商品を発信していきたいという思いから、2015年にブランド名を「shiro」へと変更しました。商品の企画、開発、製造、販売のすべてを社内で行っており、「自然の素材をシンプルに」をコンセプトに、素材を生かしたスキンケア用品をはじめ、フレグランスやコスメなどビューティグッズを幅広く展開しています。

自然派スキンケアブランド

砂川の街を車で走るとブランド名のshiroを象徴するがごとく、真っ白な建物が現れます。Shiroの本店に併設している「shiro cafe」です。お店はスキンケアに使用している素材を料理で伝えるカフェということで、テイクアウトスタンドだけではなく、2階には食の加工品やスキンケア用品が購入できるショップを構えています。

自然派スキンケアブランド

また、「shiro cafe」は素材にこだわっており、スキンケア用品にも使われている函館の「がごめ昆布」、小林酒造(北海道夕張郡)の「酒かす」、高知の「しょうが」など、美容に良いビタミン豊富なフルーツや野菜を使った、毎日使いたいもの・食べたいものだけを選りすぐりの素材を活かしたメニューがあります。

自然派スキンケアブランド
2階の商品売り場では、酒かす、がごめ昆布、アイスプラント、ごま、亜麻などの国産の自然素材を最大限に引き出したオーガニックや道産の原材料にこだわった「小林酒造の酒粕100% 酒粕パック」、「がごめ昆布美容液」、「十勝のあずきでできた あずき石鹸」、「ラワンぶきの化粧水」等のアイテムがたくさん揃っていています。現在では、東京・大阪・名古屋・博多など全国各地だけでなく、ロンドンにもお店を構えています。今後、パリ、ニューヨークの進出も視野に入れており、東京 自由が丘にカフェを併設した路面店を2017年8月にオープンしました。

筆者もハンドクリームを購入して現在使用していますが、さらっとして、匂いがとっても自然!そして強すぎず優しい香りです。海外ブランドの商品は、香りが少し強すぎると思うことがたまにありますが、shiroのコスメは、毎日使ってもらいたいという思いが伝わり、日常の生活に寄り添います。

「ソメスサドル」そして「Shiro(シロ)」。人口1万8千人の街から、世界への挑戦。北海道の地方都市にて質の高い商品を製造し、全国に販売展開、さらには世界に目を向けている砂川の2社。いずれも地域に根差し、観光だけではない地域創生を形にし、さらなる発展を続ける2社の挑戦は、多くの地方都市の企業に刺激と希望を示すだろうと確信しました。

文:M.Sawaguchi

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Shiro https://shiro-shiro.jp/user_data/shiro-cafe.php
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