まるで「空飛ぶ空母」? トルコの無人機が小型ドローンを空中発射する新技術を公開

「中東依存」原油対策で注目企業

トルコの防衛企業バイカルは2026年11月4日、自社が開発した無人航空機「バイラクタルTB2」を使用し、16機のFPVドローンの空中発射試験に成功したことを明らかにしました。

無人機が無人機を発射

 トルコの防衛企業バイカルは2026年11月4日、自社が開発した無人航空機「バイラクタルTB2」を使用し、16機のFPVドローンの空中発射試験に成功したことを明らかにしました。

 同社が公開した動画では、バイラクタルTB2の左右両翼の下に、専用に開発された投下装置を用いて、それぞれ8機、合計16機のFPV(一人称視点)ドローンが搭載されている様子が確認できます。

 その後、機体から発射されたFPVドローンは地上の目標に向かって飛行し、そのうち1機が地上目標に正確に命中する瞬間も確認できます。

 今回の発射試験は、従来の小型レーザー誘導式精密誘導弾だけでなく、戦場の情勢変化なども考慮し、FPVドローンや徘徊型弾薬(自律飛行型の自爆ドローン)などを搭載し、空中から発射できることを検証するために実施されました。

 創作物などで登場する空中空母のような運用法を想起させますが、すでにウクライナでは、ロシアとの戦闘において、有人機のAn-28や無人機の「Dovbush(ドブブッシュ)T10」に迎撃ドローンや自爆ドローンを搭載し、実際に運用して一定の戦果を挙げています。こうした事例から、航空機を母機としてドローンを運用する手法の有効性が示されています。

【まるで空中空母!】これが、無人機を発進させるバイラクタルです(動画)