レアル・マドリードは4日、スペイン出身でプロテニス界のレジェンド中のレジェンドであるラファエル・ナダル氏が理事会のメンバー入りを発表した。
現在40歳のナダル氏は2024年11月に現役を引退するまで、歴代2位となる四大大会通算22勝、全仏オープンで前人未到の14度の優勝を果たした「クレー・キング」の愛称でも知られたスーパースター。
また、元スペイン代表DFミゲル・アンヘル・ナダル氏を叔父に持つ影響でサッカーにも精通し、2011年にはレアル・マドリードの名誉会員にもなっていた。
そのレアル・マドリードで最も有名なソシオの1人であるナダル氏は、4日に行われたレアル・マドリードの会議において、理事会の新メンバーとして任命し、その承認を代議員総会に諮ることを決定した。
レアル・マドリードは今回の理事会入りに際して以下の声明を発表した。
「レアル・マドリードの名誉会員であるラファエル・ナダル氏は、スポーツ史上最も偉大なレジェンドの一人であり、スペイン出身のアスリートとして世界中で最も称賛され、広く知られている人物です」
「スポーツ面でも人間性においても傑出した存在であり、スペインのみならず世界のスポーツ界を代表する人物である彼が、レアル・マドリードの理事会に加わり、その役割を通じて当クラブの現在と未来に貢献してくれることは、レアル・マドリードおよびすべてのマドリディスタにとって、この上ない名誉です」
「ラファエル・ナダル氏は、グランドスラム優勝22回、オリンピック金メダル2個、デビスカップ優勝5回、そして世界ランキング1位到達など、通算92のタイトルを獲得するという驚異的な実績を誇り、伝説的なスポーツキャリアを築いてきました。しかし、彼という人間は、単なる輝かしい功績以上のものを体現しています。その才能、絶え間ない向上心、献身的な姿勢、競争心、謙虚さ、ライバルやチームメイトへの敬意、そして連帯感――こうした資質を備えた彼は、コートの内外を問わず、人々の模範となる存在です」
「これらの価値観はレアル・マドリードのアイデンティティそのものであり、ラファエル・ナダル氏は自身のスポーツ人生を通じてそれらを体現し、守り続けてきました。彼は、世界中の何百万人もの人々にとってのロールモデルとなっています」
一方、愛するクラブの理事会の新メンバーとなったナダル氏は「フロレンティーノ・ペレス会長、ならびに理事会の皆様、レアル・マドリードの理事に私を招くというご提案をいただき、心より感謝申し上げます。私はこの提案を、大きな期待と学ぶ意欲、そして自分にできる限りの貢献をしたいという強い思いをもって、喜んでお受けいたしました」とのコメントを残している。