バンス氏地元も接戦=上院、激戦州の勝敗カギ―米中間選挙

「中東依存」原油対策で注目企業

 【ワシントン時事】3日投開票の米中間選挙の上院選では、共和党の牙城テキサスや東部メーンなど、激戦州の勝敗が同党の過半数維持のカギを握る。バンス副大統領の地元である中西部オハイオ州も接戦となっている。
 バンス氏はトランプ大統領の後継者候補の最右翼だが、地元ではトランプ政権下で進むインフレやデータセンター建設への不満が高まる。副大統領に就任したバンス氏の後釜に座った共和党のジョン・ヒューステッド上院議員(59)が民主党のシェロッド・ブラウン前上院議員(73)と激しく争う。バンス氏は最終盤までお国入りし、票の掘り起こしに躍起になっていたが、議席を失うようなことがあれば、後継者争いに響きかねない。
 メーン州では、上院議員を5期務める共和党のスーザン・コリンズ氏(73)が民主党のトロイ・ジャクソン前州上院議長(58)と競る。南部ジョージア州は、民主党の大統領候補の一人と目されるジョン・オソフ上院議員(39)がリードする。
 テキサス州では、民主党が38年ぶりに勝利できるかが焦点。ジェームズ・タラリコ州下院議員(37)が共和党のケン・パクストン州司法長官(63)と接戦を演じる。中西部ミシガン州では、史上初のイスラム教徒上院議員を目指す民主党アブドゥル・エルサイード元郡保健局長(42)の当落が注目だ。カンザス州では、民主党が勝利すれば94年ぶりとなる。
 下院選では、東部ニューヨーク州で民主党の次期大統領候補とされるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(37)が優勢。大統領選に向けた今後の動きも注目される。