彦根城の世界遺産登録で議論 滋賀県彦根市

”視界良好”造船業界の次の一手

 滋賀大学の彦根キャンパスで行われた学園祭で、彦根城の世界文化遺産登録に向けてパネルディスカッションが開かれた。市民の後押しの必要や、情報発信などについて議論が交わされた。同大の卒業生が企画した。
 3人のパネリストが参加し、彦根城の世界遺産登録の応援組織で会長を務める宮川富子さんは「日本の伝統文化をつないでいきたい。(登録には)市民の盛り上がり、思いがとても大事だ」と指摘。「彦根の誇りになれば良いと思って活動している」と話した。
 同大の卒業生で、着物の着付け教室を運営し、SNSで情報発信する清水直さんは「世界にも彦根城の素晴らしさを分かりやすく伝えることが重要だ。私も発信したい」と意気込みを語った。また、同大データサイエンス学部の太田智美講師は「城のお堀に白鳥がいて、通学途中に毎日近寄ってくる。魅力的な光景だ」と紹介した。
 国の文化審議会は9月、彦根城を世界遺産の今年度の国内推薦候補に選定。2028年の登録を目指している。【もぎたて便】

〔写真説明〕彦根城の世界遺産登録に向けたパネルディスカッション=25日、滋賀県彦根市