海自の空母型護衛艦から「超異形の機体」が飛んだ! 発着の瞬間を捉えたショットが公開 まるで空飛ぶ十字架

”視界良好”造船業界の次の一手

海上自衛隊・水陸両用戦機雷戦群はヘリコプター搭載護衛艦(DDH)で無人航空機「VBAT」の訓練を行いました。

ヘリコプター搭載護衛艦に異形の無人機が発着

 海上自衛隊・水陸両用戦機雷戦群は2026年10月22日、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)で無人航空機「V-BAT」の訓練を行う様子を捉えた画像を公開しました。

 水陸両用戦機雷戦群は2026年3月に大規模な組織改編によって新設された水上艦隊隷下の部隊です。司令部は長崎県佐世保市にあり、船首から船尾までつながる全通甲板を持つヘリコプター搭載護衛艦「いせ」が旗艦となっています。

 同部隊は令和8年度日米共同統合演習(キーン・ソード27)に参加し、10月18日に対潜訓練、19日に対地射撃訓練をそれぞれ実施しています。

 訓練で使用された「V-BAT」は、アメリカの防衛企業シールドAI社が開発した無人航空機です。主に海上自衛隊が導入を予定している哨戒艦に搭載され、周辺海域の警戒監視や情報収集をはじめ、敵艦艇への攻撃などを行うことも想定されています。

 機体は十字架のような変わった外観で、垂直離着陸(VTOL)が可能です。機体の大きさは全長2.7m、翼幅3m、燃料と積載量を合わせた総重量は56.7kgです。

「V-BAT」は2025年12月に初号機が横須賀造修補給所に納品され、既にもがみ型護衛艦などでも訓練が行われています。