【シリコンバレー時事】米人工知能(AI)企業アンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けて米証券取引委員会(SEC)に提出した目論見書が26日、公開された。2026年上半期の業績は、純損益が大幅な赤字だったが、売上高は前年同期比14倍で、急成長を遂げたことが明らかになった。公開価格は今後決定する。
米メディアによれば、調達額は1000億ドル(約15.8兆円)規模で、6月に上場した米宇宙・AI企業スペースXの857億ドルを抜き、史上最大となる可能性がある。11月にも上場し、企業価値の評価額は1.5兆ドル~2兆ドルに上る見込み。
米ナスダック市場に上場し、日本の証券コードに当たるティッカーは「ANT」。目論見書によれば、26年上半期の売上高は162億8600万ドルで、前年同期の14倍だった。
純損益は807億4800万ドルの大幅赤字だったが、転換社債などに関する会計上の処理が大部分を占めるという。