アメリカの防衛企業であるアンドゥリル・インダストリーズは2026年10月21日、無人潜水艦「ゴースト・シャーク」がランチャーから弾薬や無人機を発射する動画を公開しました。
無人潜水艦隊に向けての大きな一歩
アメリカの防衛企業であるアンドゥリル・インダストリーズは2026年10月21日、無人潜水艦「ゴースト・シャーク」がランチャーから弾薬や無人機を発射する動画を公開しました。
「ゴースト・シャーク」は、オーストラリア海軍向けに開発されている無人潜水艇です。全長が約3~7mといわれる一般的な商業用の潜水艇よりは、大きいと見られており、アンドゥリルでは超大型自律型水中航走体(XL-AUV)と呼称されています。モジュール式の多目的能力を備えたシステムのオーストラリア軍の任務上の要求に柔軟に対応できます。
将来的に同無人潜水艇を量産し、有人潜水艦などを補完する戦力として想定されており、国防能力を増強する機動的な戦力倍増手段となることが期待されています。さらにオーストラリア軍では「ゴースト・シャーク」だけではなく、オーストラリア企業のC2 ロボティクスが開発した大型無人潜水艦「スピアトゥース」、オシウスが開発した無人水上USVの「ブルーボトル」などを運用する、海洋自律システム部隊を将来的に運用する予定です。
今回公開された動画では、水面スレスレに浮上した「ゴースト・シャーク」が胴体部分に搭載されたランチャーを展開し、飛翔体を発射する瞬間が確認できます。アンドゥリルによると、このランチャーから発射される飛翔体や弾体は「機雷、兵站物資、ISR(情報収集・監視・偵察)および攻撃用の空中発射型兵器である」とのことです。
なお、今回の実験を成功を受けオーストラリアのパット・コンロイ国防産業大臣は「『ゴーストシャーク』に歯が生えた」とコメントしたとのことです。
おお…原子力潜水艦みたい! これは、ランチャーから発射する瞬間です(動画)