レアル・マドリード、エンバペ2発で今季初のエル・クラシコを制す! バルサはラ・リーガ新記録の開幕10連勝ならず

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 ラ・リーガ第10節が現地時間で25日に行われ、バルセロナとレアル・マドリードが対戦した。

 今季最初の“エル・クラシコ”の幕が上がる。ホームチームのバルセロナは、ここまでラ・リーガ9戦全勝と、文句のつけようのないロケットスタートを切った。得点数は39で、1試合平均で4ゴールを超えている。公式戦全体で見ても、敗れたのは今月20日開催のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節パリ・サンジェルマン戦(●2-4)のみという状況だ。

 対するレアル・マドリードは、ジョゼ・モウリーニョ新監督の下でシーズンをスタートさせた。ここまでの成績は7勝2敗。第4節ベティス戦(●0-1)、第7節アトレティコ・マドリード戦(●1-2)と、上位対決に勝てていないことは懸念要素だが、CLでも開幕3連勝を達成するなど、決して状態は悪くない。

 バルセロナではジュール・クンデ、エリック・ガルシア、ダニ・オルモらが負傷離脱しているものの、スターティングメンバーは錚々たる面々が並ぶ。それはレアル・マドリードも同様ではあるが、ヴィニシウス・ジュニオールの出場停止に加え、絶対的守護神のGKティボー・クルトワが体調不良により欠場。ゴールマウスは、今季初出場のGKアンドリー・ルニンに託された。

 そんな両者が相まみえた一戦で、序盤から良い入りを見せたのはレアル・マドリード。立ち上がりの5分、ピッチ中央付近でボールを奪ったアルダ・ギュレルが自ら持ち運び、フィニッシュまで持ち込む。以降は徐々にホームチームに流れが傾きはじめ、アンソニー・ゴードンやハフィーニャらが積極的に足を振る。34分には、敵陣でのボール奪取から、ゴードンがゴールを脅かしたものの、GKルニンが立ちはだかる。

 スコアレスで時計の針が進んだなか、均衡は41分に破れる。レアル・マドリードは敵陣左サイドでマルク・ククレジャが起点を作り、スルーパスを送ると、左ポケットのスペースに侵入したヤン・ディオマンデが右足アウトサイドでクロスボールを送る。ここはジェラール・マルティンがクリアしたものの、これがエンバペに当たってそのままゴールに吸い込まれる。意外な形で試合が動き、レアル・マドリードが1点を先制した。

 前半終盤には、ボックス内でセカンドボールに反応したラミン・ヤマルにチャンスが到来したものの、仕留めきれず。前半はレアル・マドリードの1点リードで終了した。

 後半に入ると、ホームで1点ビハインドとなったバルセロナが攻撃のギアを上げていく。この姿勢が実ったのは61分、バルセロナは右コーナーキックを獲得すると、ショートの位置でパスを呼び込んだペドリが、キックフェイントを交えて、縦パスを通す。ボックス右の位置で受けたハフィーニャが、得意の左足でゴールを陥れ、バルセロナが試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗るバルセロナは直後の66分、左コーナーキックがジェラール・マルティンの頭にピタリと合ったものの、ここはGKルニンが鋭い反応を見せてゴールを死守。逆転までは持ち込ませない。

 なかなか前進ができなくなったレアル・マドリードは、交代カードも用いて戦況の打開を試みるも、依然としてペースはバルセロナのまま。だが、エル・クラシコはこのままでは終わらなかった。

 終盤に入った87分、直前にピッチに入ったばかりのガブリエウ・ジェズスのバックパスがズレると、ルーズボールを拾ったジュード・ベリンガムが、見事な足技を駆使してボールを繋ぐ。同じく途中出場していたエドゥアルド・カマヴィンガを経由し、右サイド大外でボールを受けたアルダ・ギュレルがスルーパスを通すと、右ポケットのスペースへ駆け上がったカマヴィンガが、カバーに来たパウ・クバルシをかわし、マイナスへ折り返す。最後はエンバペが流し込み、レアル・マドリードが再び前に出た。

 試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードはCLも含めた公式戦で5連勝。バルセロナとの勝ち点差を3に縮めた。対するバルセロナは、開幕連勝記録が9でストップ。ラ・リーガ記録を塗り替える開幕10連勝は達成できなかった。

 次節、バルセロナは31日にホームでアラベスと、レアル・マドリードは11月1日にアウェイでラシン・サンタンデールと、それぞれ対戦する。

【スコア】
バルセロナ 1-2 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 41分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
1-1 61分 ハフィーニャ(バルセロナ)
1-2 87分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)

【ゴール動画】勝利へ導いたのはマドリーの10番!