トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、プレミアリーグ第8節チェルシー戦を振り返った。24日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えた。
相手のオウンゴールで先制すると、直後にチェルシーが退場者を出して数的有利となり、87分にマティス・テルがダメ押しの追加点。過去36回の対戦で1勝11分け24敗と大の苦手だった鬼門『スタンフォード・ブリッジ』で8年半ぶりの白星を挙げ、さらに完封勝利は実に40年ぶりの出来事になった。
デ・ゼルビ監督は試合後、「我々は90分間、非常に良いプレーができた。個人のパフォーマンスも素晴らしく、チーム全体としても素晴らしかった。そして最後の時間帯には、これまでのトッテナムとは違うものを見せられたと思う。違う姿勢、選手同士の違う関係性、違う集団だった」とコメント。過去2シーズン連続17位、今季も開幕6試合未勝利と苦しんだが、ついにチームとしてまとまり、メンタル面で大きく成長したことに手応えを示している。
「私は選手たちがピッチで戦う姿を見るのが大好きなんだ。ボールを持って楽しんでほしい。ミスをしても構ない。ミスは問題ではない。私はチームにこの個性を求めている」
「我々は大きなクラブだ。ここ最近は結果があまり良くなかったが、プレミアリーグのトップクラブだ。個性を示さなければならない。メンタリティを示さなければならない。選手たちの持つ力を示さなければならない。そうでなければ、変わらなければならない」
「私が指揮を執ってから最高の試合だったと思う」と個々のパフォーマンスを称えたが、まだまだ道半ばだ。
「ハーフタイムに選手たちには、『とても良いプレーをしているが、試合内容に見合わないほど失点しすぎている』と伝えた。左サイドでミッキー・ファン・デ・フェンと(サンドロ・)トナーリがボールを失ってシュートを打たれた。ビルドアップでアントニー・キンスキーがボールを失って(コール・)パーマーにシュートを打たれた。何でもない場面で、だ。前半ももっとチャンスを作れたはずだ。試合は支配していたと思うが、パフォーマンスの質とレベルを考えると、チャンスの数は少なすぎた」
「2連勝したが、(マンチェスター・ユナイテッド戦から)勝ち点7を取っただけだ。まだ何も勝ち取ってはいない。改善に改善を重ね、試合ごと、週ごとに良くなりたい。我々はもう十分苦しんだと思う」
「私は素晴らしい選手と素晴らしい人間に恵まれていて幸運だと思う。賢く、感受性の豊かな人たちと仕事をしている。より良くなるために、状況を改善し変えるために何をすべきかを、彼らはすでに分かっている。ロッカールームには素晴らしい仲間がたくさんいる。功績は彼らのものだ。そして、今はこの道を続けていかなければならない」
スパーズの次戦は31日に行われ、MF鎌田大地とDF冨安健洋が所属するクリスタル・パレスとホームで対戦する。
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