「山手通り―環七を直結」のシン都市計画道路で“歩行者空間”を一部開放へ 用地確保済みの3か所

”視界良好”造船業界の次の一手

東京都が整備中の「補助29号線」について、品川区内の一部で歩行者・自転車通行空間を一部開放します。

木密地域に広い道 補助29号線

 東京都第二建設事務所は2026年10月21日、整備中の「補助29号線」について、品川区戸越、豊町、西大井の3か所で歩行者・自転車通行空間を一部開放すると発表しました。

 補助29号線は品川区大崎の山手通りから南へ、大田区南馬込の環七通りへ至る5kmの都市計画道路として計画されています。東急大井町線やJR横須賀線(品鶴線)と交差する沿道はびっしりと住宅や商店が立て込んでおり、その全体像を伺うことはできませんが、少しずつ用地確保が進められており、その確保済用地の一部を開放するものです。

 内訳は戸越区間が約100m、豊町区間が約60m、西大井区間が約30mです。平時は歩行者・自転車が通行可能な空間ですが、緊急時には緊急車両の通行や避難・消防活動を行う空間となります。

 この補助29号線は、いわゆる「木密地域」の延焼防止や防災力向上を主眼とした特定整備路線に位置づけられており、計画幅員は約20m。新設する区間と既存道路を拡幅する区間があり、東急大井町線の戸越公園駅では駅高架化計画と合わせ、既存のとごし公園通りを拡幅する形で計画されています。