空自の国産ジェット輸送機が「異形の姿」に! 埼玉県で“首だけ”展示へ 2027年5月にお披露目

日本の造船企業が活躍する鍵とは

所沢航空発祥記念館は、2027年5月1日のリニューアルオープンに合わせ、退役した航空自衛隊のC-1輸送機のコックピット部を展示します。

C-1輸送機「首だけ」展示へ

 埼玉県は2026年10月16日、大規模改修工事に伴い休館していた所沢航空発祥記念館が2027年5月1日にリニューアルオープンすると発表しました。新たに航空自衛隊のC-1輸送機のコックピット部を展示するとしています。

 所沢航空発祥記念館は、1911(明治44)年に日本初の飛行場が所沢に誕生したことを記念し、1993(平成5)年に開館した航空博物館です。緑豊かな所沢航空記念公園の敷地内にあり、日本の航空史を体感できるスポットとして親しまれています。

 開館から30年以上経過したため、現在は大規模なリニューアル工事が進められています。リニューアルにあたっては、日本で初めて動力で飛行したアンリ・ファルマン機を再現した「(仮称)アンリ・ファルマン機シアター」が新設されます。

 また、航空自衛隊で活躍していたC-1輸送機のコックピット部も展示される予定です。長さ約3.7m、幅約3.1m、高さ約4.5mの実機の大きさを間近に感じながら操縦席を見ることができるようになります。

 C-1は川崎重工業が開発した、戦後初の国産ジェット中型輸送機です。1970年の初飛行以来、高い短距離離着陸(STOL)性能を活かし、50年以上にわたり日本の空を支え、2025年3月に完全引退しました。

 リニューアルではこのほか、VR飛行体験や旅客機の室内を再現したブースも設けられる見込みで、詳細は今後発表するとしています。