福島県会津坂下町の酒蔵「曙酒造」で、全国47都道府県産のコメを使用した日本酒「絆舞(きずなまい)」の仕込みが始まった。東日本大震災をきっかけに、被災地支援のため全国の信用金庫の協賛で2017年から毎年製造されており、18年からは全都道府県産のコメを使うようになった。
17日に行われた仕込み式には全国の信金役員ら約30人が参加。「おいしくなあれ」の掛け声とともにタンクに投入した米を交代でかき回した。
500ミリリットル入り約8000本を製造する予定で、完成した日本酒は12月に発売する。売り上げ1本につき100円が来年度に被災自治体へ寄付される。曙酒造の鈴木孝市社長は式典で「全国の絆のネットワークがより深まる酒をつくる」と意気込んだ。 (了)
〔写真説明〕「絆舞」の仕込み作業を行う信金関係者ら=17日、福島県会津坂下町