“オリジナル10対決”は劇的決着! 東京Vが90+3分に意地の同点弾…横浜FMは2点リード生かせず

今、空き家がビジネスになる理由

 2026/27明治安田J1リーグ第11節が21日に行われ、横浜F・マリノスと東京ヴェルディが対戦した。

 Jリーグ開幕を彩った名門同士による“オリジナル10対決”。横浜F・マリノスは今シーズンから指揮を執るスティーブ・コリカ監督のもと、勝ち切れない試合が多いながらも直近6試合無敗を維持している。一方の東京Vは開幕から未だ勝利なしと大苦戦。8節終了後に城福浩前監督を解任し、相馬直樹監督のもとでリスタートしたが、初陣でサンフレッチェ広島に敗れると、前節の東京ダービーでも0-4と大敗を喫した。

 立ち上がりは拮抗した展開が続く中、横浜FMが徐々にチャンスを作る。15分にはボックス手前中央の絶好の位置でFKを獲得したが、松村晃助のキックはクロスバー直撃。その7分後には大きなサイドチェンジを収めた木村卓斗から谷村海那を経由し、ボールはボックス手前中央の宮市亮へ。思い切って左足を振り抜くと、鋭いミドルシュートがGKマテウスに触られながもネットに吸い込まれた。

 先制された東京Vは前半の終わり際にかけてゴールに迫る。38分、右に開いて起点を作った藤本寛也が縦パスを差し込み、一美和成のフリックを受けた熊取谷一星が右足を振ったが、狙い澄ました一撃は右ポスト直撃。さらに45+1分には縦パスをカットした齋藤功佑がドリブルでボックス手前まで侵入し、そのままミドルシュートを放つも、ボールは右ポストをかすめて同点弾とはならなかった。

 後半開始早々の50分、横浜FMは右サイドで起点を作った宮市が斜めのパスを差し込み、谷村の落としを受けた木村がボックス内右へ侵入。グラウンダーの折り返しに遠野大弥が飛び込み、GKマテウスがセーブしたこぼれ球を押し込んでネットを揺らす。VARの長い確認の末にゴールが認められ、横浜FMがリードを広げた。

 苦しい展開となった東京Vはフレッシュな選手を投入しつつ、次々とゴールに迫っていく。すると73分、敵陣内でのボール奪取からショートカウンターに転じ、森田晃樹のパスを受けた藤本がボックス内左へ侵入して左足を一閃。相手DFの股を抜いたシュートが右ポストを叩きつつもネットを揺らし、1点差に詰め寄った。

 攻め続ける東京Vは90+3分、溝口修平のクロスから山田剛綺がヘディングシュートを叩き込み、土壇場で試合を振り出しに戻す。試合は2-2で終了し、両チームが勝ち点「1」を分け合う結果となった。次節、横浜FMは25日にアウェイで名古屋グランパス、東京Vは24日にホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2-2 東京ヴェルディ

【得点者】
1-0 22分 宮市亮(横浜F・マリノス)
2-0 50分 遠野大弥(横浜F・マリノス)
2-1 73分 藤本寛也(東京ヴェルディ)
2-2 90+3分 山田剛綺(東京ヴェルディ)