チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が現地時間20日に行われ、PSV(オランダ)はアウェイでポルト(ポルトガル)と対戦した。
現在PSVはエールディヴィジを3連覇中。今季も5連勝を達成するなど上々のスタートを切ったが、直近ではCLも含めた公式戦4戦で3敗を喫するなど、暗雲が立ち込めている。
このような状況のなか、今節は今季のCL初白星を目指し、ポルトの本拠地『エスタディオ・ド・ドラゴン』に乗り込む。ポルトはここまで、プリメイラ・リーガでは8戦全勝を達成しているものの、CLでは2連敗と、こちらも苦しいスタートを余儀なくされた。
PSVに所属する佐野航大がCLで3試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、序盤から両チームともにシュートシーン自体は作ったものの、決め手を欠いたまま時間が経過。前半終盤の42分には、左サイドで相手のバックパスを掻っ攫ったフィリップ・コスティッチが、ボックス左から得意の左足を振ったものの、シュートは枠を外れた。
スコアレスで後半へ折り返すと、57分にはPSVがゴールへ迫る。左サイド大外でボールを持ったイヴァン・ペリシッチが左足でクロスボールを送ると、ファーサイドでフリーになったエズミール・バイラクタレヴィッチがダイレクトで左足を振り抜いたが、ボレーシュートはポストに直撃。それでも、直後の57分には、セルジーニョ・デストからのスルーパスを受けたバイラクタレヴィッチが、ボックス右の深い位置からマイナス方向へ折り返すと、スフェン・マイナンスがダイレクトで繋ぎ、最後はフース・ティルが押し込む。PSVが先手を取った。
終盤は1点ビハインドのポルトが攻勢を強める。72分にはアンドレ・シルヴァ、ヴィクトル・フロホルトと連続してビッグチャンスを作り出したが、GKマチェイ・コヴァージュを筆頭にPSV守備陣が体を張った守備を見せ、ゴールを割らせない。直後の73分にはGKからのロングフィード一本でアルベルト・コスタが背後へ抜け出し、飛び出してきたGKコヴァージュもかわしたものの、デストが爆速のカバーリングを見せ、PSVゴールを死守した。
試合はこのままタイムアップ。PSVがアウェイの地で逃げ切りに成功し、今季CLで初白星を手にした。佐野はCLで3試合連続のフル出場。決定的なシーンに絡む回数こそ少なかったが、チームの攻撃を円滑に進める役割を担ったほか、守備面での奮闘も際立っており、PSVの初白星に貢献するパフォーマンスを見せた。対するポルトは、無念の3連敗となった。
次節は11月4日の開催。PSVはクラブ・ブルッヘ(ベルギー)と、ポルトはナポリ(イタリア)と、それぞれホームで対戦する。
【スコア】
ポルト 0-1 PSV
【得点者】
0-1 57分 フース・ティル(PSV)
【ハイライト動画】PSVがアウェイで虎の子の1点を死守