王者PSGが圧巻の4ゴール! 公式戦11戦全勝中だったバルサを撃破…CL開幕3連勝、計14発の破壊力

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 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が現地時間20日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。

 リーグフェーズ第3節で屈指の注目カードの幕が上がる。大会名称が現行のチャンピオンズリーグとなって以降、レアル・マドリードに続く史上2クラブ目の大会連覇をやってのけたPSG。今季はここまで、リーグ・アンでは4勝2分け1敗を記録している。CLでは、第1節でスロヴァン・プラチスラヴァ(スロバキア)を6-1で粉砕したあと、前節はマンチェスター・シティ(イングランド)を4-2で撃破。プレミアリーグ開幕以降、公式戦全勝を続けていたマンチェスター・シティに初めて土をつけ、“王者”の底力を示した。

 対するバルセロナはここまでラ・リーガとCLを合わせた公式戦で11戦全勝を記録。際立っているのは攻撃陣の破壊力で、わずか11試合にして、既に48得点を叩き出している。CLでは、第1節でフェイエノールト(オランダ)を5-1で下すと、前節はガラタサライ(トルコ)に4-1と大勝。CLに限定しても、2戦9発と圧巻の得点力を誇示している。

 そんな両者のゲームは、キックオフ直後の1分、前からの守備でボールを奪い、フヴィチャ・クヴァラツヘリアがポスト直撃のミドルシュートを放つなど、PSGが勢いを持って試合に入る。しかしながら、序盤の18分には、“エース”のウスマン・デンベレが負傷。筋肉系トラブルに見舞われたものと見られ、フェラン・トーレスとの交代でピッチを後にするアクシデントが発生した。

 対するバルセロナも25分、ダニ・オルモが負傷によりプレー続行が不可能に。代わってフェルミン・ロペスが送り出され、両チーム、予期せぬ形で交代カードを切ることとなる。

 PSGはデジレ・ドゥエやフェラン・トーレス、バルセロナはハフィーニャやラミン・ヤマルらがゴールに迫る形を作ったものの、均衡は破れない。より決定機の数が多かったのはPSGで、25分にはジョアン。ネヴェスからの落としに反応したフェラン・トーレスが右足を振り抜く。さらに29分には、ファビアン・ルイスの右ポケット侵入から、フェラン・トーレス、アクラフ・ハキミ、そしてファビアン・ルイスが立て続けにゴールを脅かしたが、どちらの場面でもGKジョアン・ガルシアがビッグセーブを連発。ゴールを割らせなかった。

 それでも、PSGは無得点のまま前半を終わらせはしなかった。38分、敵陣でJ・ネヴェスがボールを奪ったところから、ペナルティエリア手前で前を向いたドゥエが、ドリブルでコースを作って右足一閃。強烈なミドルシュートを叩き込み、PSGが先手を取った。

 対するバルセロナは直後の40分、自陣でインターセプトしたペドリが、一気に陣形をひっくり返すスルーパスを通すと、抜け出したフェルミン・ロペスがGKマトヴェイ・サフォノフと1対1のシーンを迎える。駆け引きを制したのはGKサフォノフで、バルセロナは同点の絶好機を逃した。

 後半に入ると、立ち上がりの55分、遂にバルセロナが反撃の狼煙を上げる。敵陣中央でターンしたフェルミン・ロペスがスルーパスを送ると、右サイドを駆け上がったチャビ・エスパールがペナルティエリア内に侵入し、右足でゴールネットを揺らした。

 PSGは追いつかれただけでなく、直後の57分には、クヴァラツヘリア、さらにはキャプテンのマルキーニョスが揃って負傷。クヴァラツヘリアについては右ひざのあたりを痛めた可能性が高く、自力で歩くこともできない状態となってしまう。代わって、イリア・ザバルニーとマグネス・アクリウシェが投入された。

 前半のデンベレに続いて、PSGは立て続けにケガ人が発生するしたものの、そんなアクシデントも乗り越えてみせる。72分、右サイドを駆け上がったハキミがチャンスを演出。フェラン・トーレスの放ったシュートはポストに嫌われたものの、直後のプレーで得た右コーナーキックで、ドゥエの蹴ったボールをリュカ・エルナンデスが頭で沈める。セットプレーで試合を再び動かし、PSGが前に出た。

 直後の79分にはバルセロナの背番号10が躍動。右サイドでボールを受けたラミン・ヤマルが、ドリブルで縦に持ち運ぶと、角度のないところに追い込まれたかに思われたものの、左足でニア上を射抜いてみせる。再びバルセロナが同点に追いついた。

 だが、ここで簡単に試合を終わらせないのが欧州王者。81分、ペナルティエリア手前でクリアボールを回収したヴィティーニャが、右足でミドルシュートを突き刺す。PSGが再び前に出ると、86分にはハキミからのグラウンダーのクロスをファビアン・ルイスがダイレクトで押し込み、PSGが勝利を決定付けた。

 試合はこのままタイムアップ。今季の優勝候補がぶつかったゲームは、2連覇中の欧州王者に軍配が上がった。これでPSGはCL直近3戦で14ゴールと、圧巻の得点力を見せつける結果となっている。一方、今季公式戦全勝を続けていたバルセロナは、記録が「11」でストップした。

 次節は現地時間11月3日の開催。PSGはアウェイでビジャレアル(スペイン)と、バルセロナはホームでアストン・ヴィラ(イングランド)と、それぞれ対戦する。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 4-2 バルセロナ

【得点者】
1-0 38分 デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン)
1-1 55分 チャビ・エスパール(バルセロナ)
2-1 72分 リュカ・エルナンデス(パリ・サンジェルマン)
2-2 79分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
3-2 81分 ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)
4-2 86分 ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)

【ハイライト動画】超ハイレベルな激闘ではゴラッソに次ぐゴラッソ