中国軍の偵察型無人機「WZ-7」を自衛隊が確認しました。
主翼と水平尾翼が結合した「結合翼」を採用
防衛省・統合幕僚監部は2026年10月14日(水)、中国軍の無人機1機が、東シナ海上空で確認されたと発表し、航空自衛隊が撮影した同機の画像も公開しました。
自衛隊が確認したのは、偵察型無人機「WZ-7」です。大陸方面から飛来し、東シナ海上を飛行した後、再び大陸方面に向けて飛び去ったとしています。
また、同日には別の無人機とY-9情報収集機も飛来したとのこと。これらの機体に対し、航空自衛隊が西部航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応したとしています。
WZ-7は全長約14.0m、翼幅23.0m、全高5.4m、最大離陸重量は約7500kg。比較的大型の無人航空機で、欧米などではアメリカ製の大型無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」に相当する航空機だといわれることもあります。主翼と水平尾翼が結合した結合翼を採用しており、非常に変わった外観です。
ターボファンエンジンを1基搭載し、巡航速度は750km/h、航続距離は7000km。運用高度は約1万8000mにおよぶと見られており、高高度性能が優れています。実際に、今回防衛省が公開した画像でも、スクランブルした自衛隊機より高高度を飛行していることが確認できます。