レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを擁護した。17日、スペイン紙『マルカ』が伝えた。
ヴィニシウスは10日に行われたラ・リーガ第8節ビジャレアル戦で相手の髪を引っ張る愚行で一発レッドカード。リーグ戦4試合の出場停止処分が下り、18日の第9節セビージャ戦や25日に控えるバルセロナとの“エル・クラシコ”などを欠場することになった。
モウリーニョ監督はセビージャ戦の前日会見で「4試合の出場停止については、もっと重い処分になると思っていたので満足している。“隠れた猫たち”が、あと1〜2試合上乗せしてくると思っていた。これ以上は話さない」とヴィニシウスの出場停止処分を受け入れる姿勢を見せた。続けて、「ヴィニシウスの性格をどのようにマネジメントしているのか?」との質問には次のように応えた。
「素晴らしい青年で、良好な関係を築くのはとても簡単だ。私は彼が大好きだし、彼がいつも笑顔で生き抜いているところを、私は非常に高く評価している」
「私が彼の立場なら、おそらくここにはいないだろう。今夏、自分を尊重してくれるリーグ、国、クラブ、スタジアムへの移籍を強行させていたはずだ。しかし、彼はクラブと街への愛情、より良くできるという信念から、彼は契約を更新し、あの笑顔のまま残っている。人間だから、ネガティブな影響を受けることはある。しかし、物事は良くなると信じて、笑顔を保ち続けている。彼からあの笑顔を奪える人間がいるとは思わない」
また、モウリーニョ監督は、レアル・マドリードがラ・リーガのハビエル・テバス会長と対立している件も言及。テバス会長がレアル・マドリードTVの報道手法をナチス・ドイツのプロバガンダに例えたことについて、「越えてはならない一線がある。病的な状態でもない限り弁解の余地がない領域に踏み込んだ。そうでなければ、正当化も弁解もできない」と厳しく批判。「マドリディスモは、レアル・マドリードが何と向き合っているかを理解している。 スペインサッカーが海外で誇る大きな名声のためにも、この問題は国内にとどめた方がいい」と述べた。