持ち運びできる板が大雨時に効果を発揮!?
2026年9月30日から10月2日まで行われた「危機管理産業展2026」では、今年猛威を振るった水害に関する展示もありました。
そうした展示企業の中で、ゴムノイナキの「我が家の防波堤 みずからまもる君」は、手軽さと防水性の高さから、個人宅などでも設置可能な水害対策製品としてアピールされていました。
この製品は2023年6月から発売しているとのことです。寸法は1枚あたり幅415mm・高さ395mm・奥行410mmで、ポリプロピレン製の止水板となっています。この板に取り付けられている同社独自のゴムスポンジが、大雨時などに大きな効果を発揮するとのことです。
担当者によると、複数枚のみずからまもる君を扉や出入口に設置するだけで、大きな効果を発揮するとのことです。裏面には差し込み用の爪があり、連結させることで、水の力を利用して室内や施設内への水の流入を防ぐとのことです。
「この板、実は柔軟性が高くなっておりまして、水流と水圧により(裏面と底面にあるスポンジが)ギュッと変形して潰れていき、水を止めるような仕組みになっています」(担当者)
もちろん強度も十分に考慮されているとのことで、展示会場でも、大量の水をためた水槽の水を数枚のみずからまもる君で止めていました。
また、軽さも大きな特徴です。1枚で1.5kgしかないそうで、大雨時の家庭の浸水対策の定番でもある土のうに比べるとはるかに軽くなっています。さらに、撤去作業の簡単さも、この製品の優れているところとのことです。
「土のうは終わった直後は水を含んでさらに重くなって運びにくい。そのうえ乾くまでおいておくと草が生えるなどのケースもあります。これは終わったあとに軽く雑巾で拭いてもらって、乾燥させたら、もうほんとに物置の横に置いとけばいいので、片付けが簡単で再利用性も高いといえます」(担当者)
1枚で6000円とのことで、土のうよりは値が張りますが、再利用できることや取り回しの良さを考えると、許容できる範囲といえます。
なお、2026年9月に発生した名古屋での豪雨では、とあるデパートでこのみずからまもる君が使われ、水を止めることに成功したとのことです。こうした実戦での宣伝効果もあり、現在、同製品は販売している実店舗やECサイトで品薄の状態が続いているとのことでした。