ヴィニシウスへの処分発表が試合前に…モウリーニョ監督は不満「なぜ明日の朝まで待てなかったのか?」

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 レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、規律委員会が意図的にチームを動揺させようとしているのではないかと示唆した。14日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ヴィニシウスは10日に行われたラ・リーガ第8節のビジャレアル戦でネイサン・サリバの髪を引っ張ったことで一発退場となっていたなか、ラ・リーガの規律委員会はボールに関与していない状況下での暴力的行為で2試合出場停止処分を下したほか、審判団に対する攻撃的な態度での抗議行為によってさらに2試合を加算し、計4試合の出場停止処分を科したことを発表した。

 しかし、この処分が発表されたのは14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節ローマ戦の試合開始わずか2時間前というタイミングであり、モウリーニョ監督はこの時間に何らかの裏の意図があるのではないかと疑っているようだ。

 試合前にスペインメディア『Movistar』で「ヴィニシウスへの処分といったニュースが、今夜の彼に影響を与える可能性はあるだろうか?」と聞かれたモウリーニョ監督は次のように返答した。

「それは委員会に聞くべきことだ。なぜこのタイミングで処分を下したのか? そもそも君が私にそんな質問をするということは、影響が出る可能性があると考えているからだろう? そうでなければ、そんな質問はしないはずだ。レアル・マドリードというスペインのクラブにとって重要な試合の2時間前に発表するのではなく、なぜ明日の朝まで待てなかったのだろうか?」

 そして、4-3と劇的勝利をした試合後の記者会見でも改めてヴィニシウスの処分について聞かれたモウリーニョ監督は「スペインサッカー界にとって重要な試合を控えた選手が、試合開始わずか2時間前になって、4試合の出場停止処分を言い渡される。これが普通のことだと思うか? 答えなど聞くまでもないだろう」と語りながら、処分そのものの是非についての言及は避けつつ、処分が発表されたタイミングへの異議を唱えた。

「(試合後の)今伝えることはできなかったのか? 明日の朝に伝えることはできなかったのか? 我々はバスに乗っていて、スタジアムに到着する直前になって初めて、ヴィニシウスが4試合の出場停止処分を受けたことを知らされたんだ」

 続けて、ラ・リーガの対応を形容するためにポルトガル語の表現を引用したモウリーニョ監督は「『隠したつもりの猫の尻尾が出ている』ということわざがある。だが、今の状況を見ると、猫はもう隠れてなどいない。完全に露わになっている。実に恥知らずなやり方だ」とラ・リーガの規律委員会を批判した。

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