ロシア軍が誇る「高速の怪鳥」が木っ端みじんに “歩兵が担ぐミサイル”で撃墜される瞬間を捉えた映像が公開

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ウクライナ国防省は、携帯式防空ミサイルシステムのFIM-92「スティンガー」で、ロシア軍が使用する自爆ドローン「シャヘド」のジェット推進型を撃墜した模様です。

高速で迎撃が困難な「ジェット推進型」ドローンを撃墜

 ウクライナ国防省は2025年10月12日、携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)のFIM-92「スティンガー」を使用し、ロシア軍のジェット推進型自爆ドローン「シャヘド」を撃墜する瞬間を捉えた映像を公開しました。

「スティンガー」は、歩兵が肩に担いで射撃できる携帯式の対空兵器です。1980年代のアフガニスタン紛争において、現地のイスラム抵抗勢力「ムジャヒディン」に供与され、ソ連軍のMi-24攻撃ヘリコプターなどを次々と撃墜したことで一躍その名を知られるようになりました。

 2022年2月にロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって以降も、アメリカをはじめとする西側諸国がウクライナ軍に多数を供与。軍用ヘリや無人機を迎撃する映像が度々SNSに投稿されています。

 ウクライナ国防省によると、今回の標的は撃墜後の調査により、通常のプロペラ推進型よりも高速で迎撃が困難なジェット推進型のシャヘドであったことが確認されたとのことです。

 ロシア軍は、こうしたジェット推進型の自爆ドローンや小型巡航ミサイルをウクライナの都市やインフラ攻撃に大量投入しており、現地では連日激しい防空戦闘が繰り広げられています。

 ウクライナ軍にとって、比較的安価なロシアの自爆ドローンに対し、いかに費用対効果に優れた迎撃手法を確立できるかが喫緊の課題となっています。

 そのためウクライナは、高速迎撃ドローンや低コストな地対空ミサイル、AI(人工知能)搭載の自動ロボット砲塔、そして今回活躍したスティンガーなどの携帯式防空ミサイルシステムを組み合わせ、適応力の高い多層防空システムの構築を進めています。

【映像】これがロシア軍の「高速の怪鳥」が携帯式防空ミサイルで撃墜される瞬間です