長年マンチェスター・ユナイテッドでプレーした元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの上層部批判に反応した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドは13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節でアトレティコ・マドリードと対戦。試合開始早々に先制点を許すと、74分にレニー・ヨロが一発退場となった後の79分にも失点し、0-2で敗れた。
この試合にフル出場したL・マルティネスは試合後に「今夜のような試合では、監督のせいだとか、選手のせいだとか言うのは簡単だ。しかし、僕たちは他の部分にも目を向けなければならない」と期待された補強が今夏に実現しなかったことへの不満を露わにした。
この発言が大きな注目を浴びているなか、マンチェスター・ユナイテッドの歴代最多得点者であるルーニー氏は『Amazon Prime』で「難しい問題だね。私自身、現役時代は思ったことをはっきり口にするタイプだったし、自分の意見を持ちたいと思うものだ」とL・マルティネスの意見に理解を示しつつ、公の場でする話ではなかったことも指摘した。
「ただ、彼は少し言い過ぎたかもしれない。それは監督に対して言うべきことであり、本来はチーム内部にとどめておくべき話だ。ファンは選手の言葉を聞きたがっているし、選手がチームを気にかけているかどうかも知りたいと思っている。だから、彼がチームを案じ、もっと資金を投じて選手を補強してほしいと願っていることは明らかなことだ。ただ、そうした補強が行われた場合、彼自身がパフォーマンス不足を理由に放出される候補の一人になりかねない。彼のこれまでのプレーは十分なものではなかったからね」
「とはいえ、クラブが攻撃陣や守備陣にもっと投資する必要があるという点では、ある意味で彼の言い分は正しいと思う。しかし、あの発言には何らかの意図があったように見える。彼は以前からそう言いたかったのだろう。実際の試合内容とは必ずしも一致していない。私にはチームのパフォーマンスはもっと良かったように見えた。チームメイトに対して少し失礼なことでもある。チームのレベルが不十分だと言っているわけだから、彼らは軽視されていることになる」
「キャプテンとしてそうした発言をする権利があるのは、ブルーノ(・フェルナンデス)だけだ。それに、たとえ問題があったとしても、それはあくまで内密に話し合うべきことだ。選手は監督と話し合い、監督は経営陣と話し合うものだが、あのインタビューは、クラブが現在置かれている状況の改善には何の役にも立たない」
「かえって周囲を騒がせるだけだ。『選手たちは不満を抱えている』『落ち着きがない』『チームメイトを信頼していない』といった印象を与えてしまう。事態の好転には全くつながらないものだ」
【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドはアトレティコ・マドリードに敗れて公式戦5試合未勝利