リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、マンチェスター・シティ戦を振り返った。
プレミアリーグ第6節が現地時間11日に行われ、リヴァプールはマンチェスター・シティと対戦した。62分にライアン・フラーフェンベルフに2枚目のイエローカードが提示されて退場すると、そのわずか3分後にアーリング・ハーランドが先制点をマーク。数的不利のリヴァプールはジェレミー・ドクとラヤン・シェルキの追加点で突き放され、0-3で今シーズンの公式戦初黒星を喫した。
マンチェスター・シティにとっては財務規定違反が認定されてから初めての公式戦。『アンフィールド』に詰めかけたリヴァプールサポーターからは「チート(不正者)」というチャントやブーイングが浴びせられ、マンチェスター・シティの熱狂的サポーターであるノエル・ギャラガー氏が所属するロックバンド『Oasis』の歌詞を引用したバナーも多数掲げられていた。
リヴァプールのキャプテンを務めるファン・ダイクは試合後、マンチェスター・シティの財務規定違反について「まだ進行中のことだから、それについてコメントするのは賢明ではないだろう。きちんと決着がついた時には間違いなくコメントするつもりだけど、今は事の成り行きを見守ることにしよう」と言及。一方で、サポーターがマンチェスター・シティに対して浴びせたチャントやブーイングについては次のように語っている。
「誰もがそれ(揶揄するチャントやブーイング)を耳にしたと思う。彼らは自分の感情を表現できるし、そうなるのはアンフィールドだけではないと思う。ファンにはそれぞれの思いがあるからね」
独立委員会による審理終了から1年半以上が経過した先月末、プレミアリーグはマンチェスター・シティの9シーズンに渡る重大な財務規定違反の全容疑、および調査協力義務違反の大部分を認定。同クラブが収益を8億3000万ポンド(約1740億円)も人為的に水増ししていたことが明らかになった。クラブは異議を申し立てているが、今後プレミアリーグからの追放や勝ち点剥奪、巨額の罰金など厳しい制裁が科される可能性がある。