<櫻坂46・浅井恋乃未 モデルプレスインタビュー>
「内心はバクバクでした」――9月19日、横浜アリーナで開催された「マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2026 AUTUMN/WINTER」に初出演した櫻坂46・浅井恋乃未(21)は、初めてのランウェイをそう振り返って笑う。背中を押したのは、ステージ裏での先輩とのやり取り。10月14日には選抜メンバーとして参加する16thシングル「愛MUST BE」のリリースも控える彼女に、歩き終えたばかりの素顔と「夢を叶える秘訣」を聞いた。
◆浅井恋乃未:初ランウェイ「内心はバクバク」先輩との舞台裏やり取り
― 初のTGCランウェイ、お疲れさまでした。歩き終えた今、一番最初に浮かんでいる言葉や感情を聞かせてください。
【浅井】まずはやはり嬉しいという気持ちが大きいです。自分が歩いたという実感はまだ湧いていないのですが、先輩方が歩かれている姿を何度も映像で拝見していたので。ファンの方々がボードを持って応援に来てくださっていたり、きょうまで「配信で見るね」と伝えてくださる方もいらっしゃったり、皆さんに喜んでいただけているんだなという部分から、嬉しいという気持ちが一番大きいです。
― ランウェイでの姿は、とても冷静で堂々として見えました。
【浅井】いえ、そんなことはなくて、内心はバクバクでした。
― これまで「あまり緊張しない」とお話しされていましたね。
【浅井】直前まで全く想像がつかなくて、逆に緊張していなかったんです。でもいざ「はい、どうぞ!」と送り出されると、見たことのない景色すぎて緊張しましたし、ドキドキでした。
― 櫻坂46のライブステージは全員で揃える表現ですが、ランウェイは一人で歩く表現です。挑み方の切り替えは、どのようにされたのでしょうか。
【浅井】「こういう感じで歩いてください」という指示をいただいていたので、とにかくそれを忠実にやることしかできませんでした。今後また歩かせていただく機会があれば、挑戦したいことなどを自分でしっかりと考えてできたら嬉しいなと思います。
― きょうは櫻坂46から7人が出演し、TGCやランウェイを経験している先輩も多くいらっしゃいました。なにかアドバイスはありましたか。
【浅井】(山﨑)天さんとステージ裏で少しご一緒する時間があったのですが、「大丈夫だよ、できるよ。とにかく楽しみな!」と言ってくださって。まずは「楽しもう!」という気持ちで挑むようにしました。
― 歩き終えた後、ランウェイを見た先輩からはどんな言葉がありましたか。
【浅井】天さんが「どうだった?」と聞いてくださって。「(緊張しすぎて)やばかったです」と答えたら、「大丈夫だよ」とすごく慰めてくださり、とても力になったので、これからさらに頑張っていきたいなと思います。
◆浅井恋乃未:ファッションは「テンションを上げるために必要な存在」
― きょうのルックで「これを着られて嬉しい」と思ったポイントはどこでしたか。
【浅井】このニットの帽子です。普段、帽子を被ることも、こういったテイストのものを被ることもないので。ニット帽で秋らしさや冬らしさが一気に出ると知られて嬉しかったです。
― ファッションは浅井さんご自身にとってどのような存在ですか。
【浅井】やはり可愛い格好をすると気分が上がるので、自分のテンションを上げるために必要な存在かなと思います。
― ランウェイを経験した今、次に挑戦したいことはありますか。
【浅井】いろいろな格好をさせていただくと楽しいなと思うので、ファッション誌などにも呼んでいただけるように頑張りたいです。
◆浅井恋乃未:「愛MUST BE」に重なる、同期からもらった優しさ
― 10月14日リリースの16thシングル「愛MUST BE」についてお聞きします。ミュージックビデオの公開から数日が経ちましたが、反響は届いていますか。
【浅井】まだ直接聞くことはできていないのですが、Buddies(ファンの呼称)の皆さんの素敵な感想がたくさんあったとスタッフさんから聞いています。今後披露させていただく機会が増えて、Buddiesの皆さんから直接感想を聞けたり、反応を見られたりしたら嬉しいです。
― 「愛MUST BE」は、一人ひとりの優しさが連鎖して愛が生まれていくという願いが込められた楽曲です。浅井さんご自身が、誰かからもらった優しさが心に響いたエピソードはありますか。
【浅井】前回のシングル期間中に少し体調を崩してしまったとき、同じ選抜で活動していた山川宇衣と中川智尋がお菓子の差し入れを持ってきてくれて。自分が弱っていたからこそ、その優しさがすごく心に沁みました。
― 今作でセンターを務めるのは谷口愛季さんです。センターに立つ谷口さんの姿を、どのようにご覧になっていますか。
【浅井】私はずっと愛季さんの表題曲のセンターが見たかったので、まずはそれが見られて嬉しいという気持ちです。映像で見たときも表情の作り方がすごくお綺麗で、一緒にミュージックビデオの撮影をさせていただく中でも、ダンスも歌声も綺麗で、とにかく美しすぎる存在だなと感じながら撮影していました。
◆浅井恋乃未:16thに課した目標と、四期生9人の現在地
― 前作15thシングルの期間を経て、ブログで「まだまだ成長しなくては」と綴られていました。今回のシングルで、ご自身に課している課題はありますか。
【浅井】終わったときに、ただ「頑張ったな」で終わるのではなく、ちゃんと自分で「ここが成長できたな」と明確な部分を作れるようにしたいです。まだどこを極めるかという部分は見出せていないのですが、この活動を通して、一つでもいいから「ここがすごく成長した」と自分で自信を持って言えるように頑張りたいと思います。
― 今作はキャプテン・松田里奈さんの卒業シングルでもあります。四期生として受け取ったものはありますか。
【浅井】キャプテンとしてずっと支えてきてくださったので、まだ想像もつかないですが、悲しいといった感情を出さずにずっと明るく接してくださるので、そういう明るさをしっかり受け取っていきたいです。まつり(松田)さんは歌やバラエティなどいろいろな部分から支えてくださっている先輩でもあるので、言葉だけで受け取るのではなく、自分たちからまつりさんの良いところをたくさん吸収しきれたらなと思います。
― 四期生9人の現在地を、どのように感じていますか。
【浅井】最初の頃はすべて言葉で伝え合うような関係性でしたが、一緒にミュージックビデオの制作や活動をさせていただく期間が重なってきたことで、語らずとも通じ合えるような存在になってきていると思います。グループ全体で見たときに、まだ9人で極めていける部分はたくさんあると思うので、そういったところをしっかり見つめながら、切磋琢磨して頑張っていきたいです。
◆浅井恋乃未:夢を叶える秘訣「諦めないこと」後悔しないための一歩
― これまで一つずつ夢を叶えてこられました。モデルプレスの読者にも、現在進行形で夢を追いかけている人がたくさんいます。浅井さんにとっての「夢を叶える秘訣」はなんですか。
【浅井】単純になってしまうのですが、やはり諦めないことが本当に大事だなと思っています。オーディションも、一歩踏み出していなかったらすべて経験できなかったことなので。自分の心に従うような、素直に生きることも大事です。
オーディションを受けるとき、年齢的にもギリギリでしたし、受かるかどうかも分からない中で、落ちて悲しい思いをするのが一番嫌だなと当時は思っていました。でも自分の気持ちと向き合ったときに、後悔をすることが今後の人生で一番苦しいことになるのではないかと思い、受けることを決心しました。
― 貴重なお話、ありがとうございました。
★「内心はバクバクでした」と笑った浅井恋乃未。しかし彼女は、その鼓動を悟らせない静かな佇まいで、初めての景色を歩ききっていた。先輩の言葉を真っ直ぐ受け取り、弱った日に同期がくれたお菓子を忘れない。「愛MUST BE」が描く優しさの連鎖は、すでに彼女の日常の中にある。落ちるのが怖くても踏み出したあの一歩の先に、今日のランウェイはあった。新しい夢も、きっと叶えていく。★
(modelpress編集部)
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
◆浅井恋乃未(あさい・このみ)プロフィール
2004年12月22日生まれ、埼玉県出身。身長156cm。A型。愛称は「このみん」。2025年4月、櫻坂46の四期生としてお披露目。14thシングル「The growing up train」で初の選抜メンバー入りを果たし、15thシングル「Lonesome rabbit」では四期生として初めてフロントメンバーに抜てきされた。10月14日リリースの16thシングル「愛MUST BE」でも選抜メンバーに名を連ねる。