世界初のステルス軍用機を輸送機が“丸飲み”!? 主翼を外した姿で博物館に運ばれる一部始終を公開

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アメリカ空軍宇宙軍協会(AFA)は2026年10月9日、F-117A「ナイトホーク」の818号機が輸送される様子を公開しました。

既にスミソニアンには到着

 アメリカ空軍宇宙軍協会(AFA)は2026年10月9日、F-117A「ナイトホーク」の818号機が輸送される様子を公開しました。

 このF-117Aの818号機は、ワシントンD.C.にあるスミソニアン航空宇宙博物館に運ばれるため、輸送機のC-5「ギャラクシー」に積み込まれました。C-5の最大搭載量(ペイロード)は120tを超えるため、約23.8tのF-117を輸送すること自体に問題はありません。しかし、主翼を取り付けた状態では機体の幅がC-5の胴体内に収まらないため、主翼を取り外した状態で搭載されたようです。

 輸送はすでに完了しており、同機は現在、メアリー・ベイカー・エンゲン修復ハンガー内にあります。公式展示に向けて、主翼を再装着する作業が進められているとのことです。

 F-117は、ロッキード(現:ロッキード・マーティン)が開発した世界初の実用的なステルス攻撃機で、1981年に初飛行し、2008年4月に退役しました。今回、修復が完了した818号機は、「オーバーアチーバー」という固有の愛称を持つ機体です。

 同機は、F-117が参加した4つの主要な作戦すべてで実戦任務に従事したことが確認されている唯一の機体です。具体的には、1989年のパナマ侵攻における「ジャスト・コーズ作戦」、1991年の湾岸戦争における「砂漠の嵐作戦」、1999年のコソボ紛争における「アライド・フォース作戦」、そして2003年のイラク戦争における作戦です。

 なお、スミソニアン航空宇宙博物館側も、同機が到着後、修復ハンガー内に運び込まれる様子などを公開しています。

【入るもんだな~】輸送機のC-5「ギャラクシー」に積み込まれるF-117(動画)