日本サッカー協会は9日、2026年度第6回技術委員会を開催。終了後、山本昌邦技術委員長が報道陣に向けてブリーフィングを行った。
日本代表は9月・10月の4連戦を3勝1分け(※PK勝ち)で終え、最新のFIFAランキングでは17位となった。第2次森保一監督体制では、安定して10位台をキープしている。山本委員長は「ここから先は上位に勝っていかないと上がらない世界なので、かなり難しい挑戦になります」と語りつつ、改めてFIFAランキング上位を目指す姿勢を示した。
ランキング上位国には、FIFAワールドカップのキャンプ地選びで優先権が与えられるほか、グループステージの成績が全くのイーブンとなった場合にも優先されるため、一つでも上の順位にいることで受けられる恩恵は多くなる。次回の2030年大会を巡っては、出場国を拡大する案もあり、予選を含めたレギュレーションは現時点で未決定。ポット1には開催国のスペイン、ポルトガル、モロッコが入り、100周年大会を記念して開幕戦を地元で行うアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイもポット1に入る可能性がある。ポット1入りは狭き門となる見込みだが、山本委員長は「10位以内、一桁を目指したい」と目標を掲げた。「(トップ10には)着実に近づいています。ただ、ここから上がっていくのは、今までの上がり方とは違う。一桁になれば安定感が出ますし、マッチメイクもやりやすくなります。今はなかなか(7位の)モロッコと組めなくて、引っ張りだこでみんな良い条件で申し込む」と明かし、FIFAランキング上位に進出するメリットを挙げた。
一方、日本もFIFAワールドカップで着実に爪痕を残し、ランキングを上げている国の一つ。山本委員長は「見られ方は大きく変わってきています」と明かす。「シンガポールにも招待していただきました(※11月にブラジル代表、パラグアイ代表と対戦)。あとは育成年代のところで、今度U-16日本代表がヨーロッパ予選に組み込まれました(※2026/27 UEFA U-17欧州選手権予選 ラウンド1・グループ13に合わせ、同グループに参加するキプロス、ルーマニア、フェロー諸島のU-16代表と国際親善試合を行う)。やはり信頼というか認めてもらわなければ、こういったお誘いは来ないと思います。経費を使って相手を見つけていたのに、今では招待されるようになった」とここ数年の日本サッカー進化による変化について語っている。
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