日向坂46大野愛実「私でいいのかな」から5ヶ月…“堂々と歩ける”ようになった理由<インタビュー>

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「自信を持って堂々と歩けている」――日向坂46の大野愛実(19)が、ランウェイデビューの舞台「GirlsAward」に5ヶ月ぶりに帰ってきた。「私でいいのかな」と揺れていた春から一転、ワイルドな装いで“正反対の大野愛実”を鮮やかに披露。新曲「イチャイチャ虫」から憧れの「ひなくり」まで、成長の現在地に迫る。<9月26日開催「Rakuten GirlsAward 2026 AUTUMN/WINTER」舞台裏インタビュー>

◆大野愛実:初ランウェイから5ヶ月「自信を持って堂々と」

― ランウェイ、お疲れさまでした。歩いてみていかがでしたか。

【大野】何度かランウェイを歩かせていただいた中で、今回は一番ワイルドな衣装でした。日向坂46として活動しているときとはまた違う、正反対の雰囲気の大野愛実を皆さんにお届けできたのではないかと思います。

― ガルアワといえば、4月に初ランウェイを踏んだ舞台で、今回が2回目の出演です。当時と比べて、今のご自身をどう感じますか。

【大野】前回は初めてでとても緊張していたのですが、今回はランウェイを楽しめました。前回はカジュアルなスタイリングで「フレッシュな大野愛実」でランウェイを歩かせていただきましたが、今回は対照的な衣装で、前回からの成長もお見せできたランウェイになっていたら嬉しいです。

― 4月にガルアワでお話を伺ったときは「クリフハンガー」センターに「CanCam」専属モデル就任、初ランウェイなど抜てきが続いていた時期で「私でいいのかな」と思うこともあると話してくれました。そこから5ヶ月が経ち、心境の変化はありましたか。

【大野】この5ヶ月間でたくさんの温かいお言葉をいただいて、そうやって応援していただけていることがすごく嬉しくて。そんな自分のことを嫌いになれないというか、自分に自信を持ちたいと思うようになりました。ファンの皆さんや支えてくださるスタッフの皆さんがいてくださるからこそ、私は自信を持って、今日のように堂々と歩けているのだなと改めて感じました。

― 頼もしいですね。

【大野】とんでもないです。

◆大野愛実:今、一番愛を注ぐのは「逆転裁判」

― 今回のガルアワのテーマは「Love Me!!!」です。大野さんが今、一番愛を注いでいるものは何ですか。

【大野】前回のガルアワの取材のときに、Nintendo Switch 2のお話をしたと思うのですが。

― よく覚えていらっしゃいますね。

【大野】それからSwitch 2でたくさん遊んでいて、最近は「逆転裁判」を始めて、すごくハマっています。

― 時間があれば、ずっとやってしまうくらいですか。

【大野】はい!

◆大野愛実:新曲「イチャイチャ虫」は「これはきた」

― 愛といえば、9月30日発売の18thシングル「イチャイチャ虫」も愛が溢れた楽曲です。生き物好きで、虫採り動画もある大野さんですが、タイトルを初めて聞いたときはどう思いましたか。

【大野】「これは、これはきた!」と思いました(笑)。

― どういう意味ですか(笑)。

【大野】私はコミカルで可愛らしい日向坂46が好きなので、まず「イチャイチャ虫」というタイトルのインパクトに驚きました。これまで「クリフハンガー」、「Kind of love」というかっこいいタイトルの楽曲が続いてきた中で「虫」ときたので、「もっと頑張るぞ!」と思いました。

― 「キュン」や「ドレミソラシド」のように、キャッチーなフレーズを持つ楽曲は、日向坂46の王道の系譜でもありますよね。

【大野】そうなんです。「日向坂らしい楽曲がきた」と思いました。

◆大野愛実:おひさまの前での初披露に込めた“解放感”

― 「ひなたフェス2026」の中止を受けた9月6日の緊急生配信を経て、20日の「IDOL RUNWAY COLLECTION」でついにファンの前での初披露となりました。会場で拝見しましたが、いつも以上にメンバーの皆さんが発する熱量が凄まじく感じて。

【大野】セットリストの最後に「イチャイチャ虫」をフルサイズで披露したので「やっと皆さんの前で初披露できる」という、発散や解放のような気持ちが強かったのかもしれません。それに「イチャイチャ虫」のミュージックビデオでは、とびきりの笑顔を見せるシーンが少ないんです。

 でもステージでのパフォーマンスでは「笑顔で可愛らしい日向坂46を届けよう」という思いがメンバー全員の中にありました。それをファンの皆さんの前で思い切りできた初めての機会だったからこそ、弾けられたのかなと思います。

― パフォーマンスを振り返ってみていかがですか。

【大野】もう、ただただ楽しかったです。ファンの皆さんの前でパフォーマンスしたとき、積極的にコールをしてくださって「初披露なのにすごい」と感動しました。この楽曲もきっとファンの皆さんと一緒に作っていく楽曲になります。日向坂46のメンバーとしてはもちろんですが、おひさまの皆さんとも一緒になって、この楽曲を作っていけたらなと思っています。

◆大野愛実:表現力の源は「演じることが好き」

― 大野さんの「世界観に入り込む高い表現力」について盛んにファンの間で会話が生まれていますが、ご自身ではどのように感じていますか。

【大野】演じることが好きだと思います。自分の中でスイッチを入れると、切り替わった一面をお見せできて楽しい。純粋に「演じたい」という気持ちが強いのかなと思います。

― 「イチャイチャ虫」のMVは、大野さんがセンターを務めた「クリフハンガー」と同じ松岡芳佳監督が手がけています。今回、監督からかけられた言葉や、前回からの成長を感じた瞬間はありましたか。

【大野】「クリフハンガー」も「イチャイチャ虫」も抽象的な世界と現実世界を分けて描かれているミュージックビデオでした。「クリフハンガー」のときはその感覚にあまり慣れていなくて「これがクリエイティブな世界なんだな」と思った部分がありました。

 でも今回はそれがすんなり受け入れられて「このシーンは自分の脳内の話だ」「ここは現実世界の客観的な自分だ」といった切り替えが、前回よりもスムーズにできたのではないかと思っています。

◆大野愛実:おひさま時代に見た「ひなくり」のステージへ

― 11月からはアリーナツアー「ひなくり2026」が始まります。最後にそこへ向けての思いや意気込みを聞かせてください。

【大野】「ひなくり」は私が加入してから初めての参加になります。おひさまだった頃に見ていたステージに、自分が立つということにまず感動しています。これからリハーサルなども始まると思いますが、ファンとして見ていたあのときの自分から、アイドルとして成長した姿をお見せしたいです。大好きな先輩である森本茉莉さんの卒業セレモニーもあるので、そこでもしっかりと愛と感謝の気持ちをお届けできたらと思っています。

― お忙しい中、ありがとうございました。

★「イチャイチャ虫」のタイトルに「これはきた!」と笑い、初披露のステージを「ただただ楽しかった」と振り返った大野愛実。コールで応えるおひさまと「一緒に作っていく楽曲」だと語る言葉には、ファンとして日向坂46を見てきた彼女ならではの視点がにじむ。5ヶ月前の「私でいいのかな」は「自分に自信を持ちたい」へ。憧れていた「ひなくり」のステージで、その成長を届ける日が待ち遠しい。★

(modelpress編集部)

INTERVIEW PHOTO:加藤千雅

◆大野愛実(おおの・まなみ)プロフィール

2007年5月5日生まれ、東京都出身。身長153cm。B型。2025年3月、日向坂46に五期生として加入。2026年1月発売の16thシングル「クリフハンガー」で初選抜にして表題曲センターに抜てきされた。2026年3月にファッション誌「CanCam」の専属モデルに就任し、同年6月発売の8月号で初表紙を飾った。さらにNHK夜ドラ「ラジオスター」でドラマ初出演、マクドナルドのTVCM「Ms.トクニナルド登場」篇でCM初出演するなど、グループの枠を越えて活躍の場を広げている。