アーセナルは7日、ミケル・アルテタ監督と新たな長期契約を締結したことを発表した。
期間は明かされていないが、スポーツ専門メディア『アスレティック』によると、新たな契約は2030年6月30日までとのこと。当初の期間は2027年6月末までとなっていたため、3年間の契約延長が実現した形だ。
現在44歳のアルテタ監督は現役最後の5年間をアーセナルで過ごし、公式戦通算150試合で16ゴール8アシストをマーク。2016年夏の引退後はマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ前監督の“右腕”を務め、2019年冬に低迷していた“古巣”の指揮官へ就任した。初年度にいきなりFAカップを制覇すると、その後も着実にチームを強化。昨シーズンには22年ぶりのプレミアリーグ優勝と20年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たした。
ここまで指揮した公式戦361試合での勝率は「62.05%」。クラブによると、これは専任監督としての歴代最高勝率だという。
苦しんでいた古巣を欧州屈指の強豪へと育て上げ、悲願のタイトルももたらしたアルテタ監督。仮に2030年6月末までの契約を全うすれば、10年を超える長期政権が樹立されることとなる。指揮官との契約延長に際し、クラブの共同会長を務めるスタン・クロエンケ氏とジョシュ・クロエンケ氏は次のようなコメントを発表した。
「これまでの道のりは素晴らしいものであり、この特別な関係の先に待つ未来に我々は心を躍らせている。昨シーズンはアーセナルの歴史において素晴らしい瞬間であり、一生心に残る思い出を築くことができた。今後もさらに多くの思い出を作っていく決意だ」
「ミケルとは特別な絆で結ばれている。2019年に彼がクラブに復帰して以来、我々が成し遂げてきたすべてのことを誇りに思う。彼はアーセナルの価値観を深く理解し、それを心に刻んでいる。このクラブが何を意味するかを理解しており、ともに築き上げてきたものをさらに発展させようと尽力している」
また、アルテタ監督はクラブを通じて次のように喜びを語っている。
「クラブに自身の未来を託し、アーセナルのために最善を尽くそうとする素晴らしい人々とともに働き続けられることを光栄に思う。このクラブは唯一無二の存在であり、その個性や人々に与える特別な感覚は別格だ。我々の旅がこれからも続くことをとても名誉に感じている。我々はすでに特別な絆を築き、一生の思い出となるような時間を共有してきた。何より素晴らしいのは、我々がともに成し遂げられることの『始まり』にすぎないということだ」
「スタンとジョシュが寄せてくれた信頼とサポートに心から感謝している。140年に及ぶクラブの歴史において、これほど特別な時期にチームを率いられることを光栄に思う。私自身にとっても、家族にとっても、これほど素晴らしい瞬間はない。素晴らしいサポーターからの愛と敬意を肌で感じているし、我々もみんなに対して同じ思いを抱いているよ」
【動画】「共に前へ」…アーセナルがアルテタ監督と契約延長!