JALが羽田空港の国内線ラウンジをリニューアル。「飲むおだし」やアート空間、スマホで完結するシャワーなど、出発前の過ごし方を大きく変える工夫が満載です。
コンセプトは「日本ともう一度出会う」
JAL(日本航空)が、羽田空港第1ターミナル北ウイングの国内線ラウンジおよび専用保安検査場を2026年10月8日(木)にリニューアルオープンします。出発前の過ごし方が大きく変わりそうな、様々な工夫が凝らされているようです。一体どのように生まれ変わるのでしょうか。6日(火)に行われた報道陣向け内覧会を取材しました。
今回のリニューアルは、JALが2026年4月から進めてきた国内線サービス進化の一環です。コンセプトは「New Angles, New Stories~日本ともう一度出会う」。地域の多彩な特色や文化、見過ごしていた日本の価値を旅の中で再発見し、心に響く出会いと体験を届けることを目指しています。
JALは、旅の始まりと終わりをつなぐ重要な接点としてラウンジを位置づけており、今回のリニューアルでその空間が生まれ変わります。なお、7月24日に先行オープンしていた専用カウンターと合わせ、これで北ウイングの関連施設リニューアルが完了となります。
リニューアルされた「サクララウンジ」は、利用者の多様な過ごし方に寄り添い、すべての人が心地よさを感じられる空間を目指して設計されたとのことです。
優美な曲線のソファが目を惹く「ダイニングエリア」にはビバレッジカウンターが配置され、新たに日本ならではの旨味を感じられる「飲むおだし」を楽しめます。また、照明に工夫を凝らしマッサージチェアも備えた「リラクシングエリア」では、出発までゆったりと寛ぐことが可能です。
出発ロビー直結のエスカレーターに隣接する「ワーキングエリア」には、電源やUSBポートを全席に完備。搭乗直前まで時間を有効活用できます。さらに、子連れ向けの「キッズエリア」も新設。玩具メーカーが設計プロデュースを手掛け、子どもが身体を動かしたり夢中になったりできる多様なあそびが取り入れられています。
スマホで完結! ストレスフリーなシャワー利用
このほか、ラウンジ内にはアート空間「ART CANVAS」も設けられました。ヘラルボニーが契約する異彩を放つ作家たちによる15の作品が飾られ、利用者の感性を刺激します。
今回のリニューアルでは、ファーストクラスラウンジとサクララウンジ共通で利用できる設備も進化しています。
プライバシーに配慮した個室型の「授乳室」が新設され、周囲を気にせず安心して赤ちゃんの授乳や身支度ができるようになりました。また、シャワーの利用システムには手元のスマートフォンで利用申し込みから呼び出し通知、2次元バーコードによる入室まで完結する手法も採用。これにより、席を離れることなく、待ち時間もストレスフリーに過ごせるようになります。
「新たなサクララウンジは、すべての人にとって心地いいラウンジという点をテーマとします。あまりお時間がない方はクイックにご利用いただく、またお時間がちょっとあってくつろぎたいといった方はソファ席といったように、お客様の用途に合わせてお使いいただけるようなゾーニングをしております。ワーキングエリアにつきましては、搭乗口へ直接向かう出口に隣接して配置しております。また、キッズルームには航空機の窓からお子様が遊ぶ姿が見えるような設計を凝らすなど工夫しています」(JAL担当者)
なおJALによると、今後南ウイング側のラウンジについても、同じコンセプトで改修が予定されているとのことです。