ウクライナの伝説エース「キーウの幽霊」のひとり その人物の最期を空軍公表「最後の瞬間まで戦った」日本のマンガが逆輸入されブームにも

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ウクライナ空軍は2026年10月1日、「キーウ(キエフ)の幽霊」のモデルになった人物のひとりである、マラト・レドヴァノーヴィチ・マンベトフ大尉が戦死したと発表しました。

首都防空で活躍した人物のひとり

 ウクライナ空軍は2026年10月1日、「キーウ(キエフ)の幽霊」のモデルになった人物のひとりである、マラト・レドヴァノーヴィチ・マンベトフ大尉が戦死したと発表しました。

「キーウの幽霊」とは、2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が開始された当初、首都キーウ上空でMiG-29戦闘機に乗り、ロシア軍機を次々と撃墜したと噂されたウクライナ空軍の伝説的な存在です。

 後に、特定の個人ではなく、首都を防空する第40戦術航空旅団全体を象徴する集合的なシンボル(英雄像)として位置づけられ、2024年にはゼレンスキー大統領が大統領令を発令し、第40戦術航空旅団に対して正式に「キーウの幽霊(キーウの亡霊とも言われる)」の名誉称号を授与しました。マンベトフ大尉は、その第40戦術航空旅団で飛行隊長を務めていた人物です。

 マンベトフ大尉は、2022年2月の首都防空戦の後も、同航空旅団でMiG-29に乗り任務をこなしていましたが、前線のある方面でロシア軍に対するミサイル攻撃や爆撃を行っていた際、ロシア軍の対空ミサイルを受けて墜落。機体からは脱出したものの、「残念ながら命を落としました」とウクライナ空軍は発表し、「彼は最後の瞬間まで、ウクライナを守るために戦い続けました」と述べました。

 なお、「キーウの幽霊」に関しては、同人作家の松田重工さんが題材として描いた漫画『キーウ(キエフ)の幽霊』が、ウクライナ国内やポーランド、ドイツの一部の書店で販売され、ベストセラーになったことでも、日本では知られています。

【伝説のエース】のモデルのひとり…マラト・レドヴァノーヴィチ・マンベトフ大尉(画像)