スペイン代表は現地時間10月3日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2026-27・グループA3第3節でチェコ代表を3-1で下した。試合後、チームのダメ押しゴールを挙げたMFミケル・メリーノ(アーセナル/イングランド)が、同国メディア『テレデポルテ』を通して、現在のスペイン代表に確立された“一体感”に言及した。
今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026で優勝を果たし、“世界王者”として今季のUNLに参戦したスペイン代表は、第1節でイングランド代表との激闘を3-2で制すると、第2節ではクロアチア代表に4-1と大勝。3連勝をかけて、アストゥリアス州オビエドの『エスタディオ・カルロス・タルティエレ』にチェコ代表を迎えた。
試合は立ち上がりの6分、FWラミン・ヤマル(バルセロナ)がペナルティエリア右から強烈な左足シュートを突き刺して先手を取る。35分にはゴール前のスペースに顔を出したMFロドリ(バルセロナ)が追加点。後半に入ると69分に1点を返されたものの、終盤の89分にはFWビクトル・ムニョス(リヴァプール/イングランド)の放ったシュートのこぼれ球をメリーノが押し込み勝利を決定付ける。試合は3-1でタイムアップを迎え、スペイン代表は今季のUNLで3連勝を飾った。
チェコ代表を率いるサンティ・デニア監督は、長きにわたって年代別のスペイン代表を指揮したほか、期間はわずかながらもルイス・デ・ラ・フエンテ監督のアシスタントコーチを務めた経験もある。メリーノは「非常に組織立った相手との厳しい試合だった。我々は相手スタッフのことはよく知っているし、もちろん相手も我々のことをよく知っている」と口にすると、自らが奪った3点目の価値については「このゴールで安心することができたね」と語った。
また、同試合のスペイン代表のスターティングメンバーには、DFイヴァン・フレスネダ(スポルティング)とFWロベルト・フェルナンデス(エスパニョール)が入り、それぞれ初キャップを刻んだ。3年ぶりにスペイン代表に復帰したDFフラン・ガルシア(ベティス)も左サイドバックとしてフル出場。ゴールマウスを守ったのは、FIFAワールドカップ2026でゴールデングローブ賞(最優秀GK賞)に輝いたGKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)ではなく、GKダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)だった。
少なからずのローテーションを施した上で、きっちりと勝利を掴み取ったが、「簡単そうに見えるが、一度にこれほどまでに多くの選手を変更すると、チームに負担がかかることもある」とメリーノ。一方で、「このチームの選手たちには対応力がある。全員が非常に高いレベルにあるからだ」と主張。「僕らがこのチームを家族と呼ぶのには理由があるんだ」と続け、スペイン代表の選手それぞれのレベルと、チームに植え付けられた“一体感”が、総力を並々ならぬものにしているとした。
【ハイライト動画】W杯王者の勢いはいまなおとどまらず!