アメリカ海軍は2026年9月25日、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」の退役式典を行いました。
弾道ミサイルや人工衛星を撃ち落とした艦
アメリカ海軍は2026年9月25日、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「レイク・エリー」の退役式典を行いました。
式典はサンディエゴ海軍基地で行われ、退役少将のランディ・ヘンドリクソン氏が、「レイク・エリー」の退役艦長ドリュー・ボロヴィス大佐に、同艦の戦闘功績賞「E」を授与しました。
同艦は1993年7月24日に就役。以降約33年にわたり、統合防空ミサイル防衛、水上戦、対潜水艦戦、攻撃戦、海上警備、指揮統制など、多岐にわたる任務を遂行してきました。
また、同艦は2002年に海上から初めて弾道ミサイル標的を、迎撃ミサイルにより撃墜したHit-to-kill (直撃破壊) 迎撃を成功させた艦でもあります。また、2008年2月20日には、故障して制御不能になっていたアメリカの偵察衛星「USA-193」の撃墜も行っています。
この人工衛星は、約453kgの劇物であるヒドラジン燃料を使用しており、その劇物を地上に落下させることを阻止するべく、SM-3迎撃ミサイルを用いて衛星迎撃を実施し、高度約247kmを約27000km/hで飛行していた人工衛星を撃墜しました。