ロシアお得意の「亀戦車」でロシア軍陣地が粉砕される 皮肉な映像をウクライナが公開 ロシアの戦法を参考に“進化”

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ウクライナ第475強襲連隊「コード9.2」は2026年9月30日、通称「亀戦車(タートルタンク)」と呼ばれる改造戦車を使用し、ロシア軍陣地を突破する様子を公開しました。

ウクライナ側の亀戦車が登場!?

 ウクライナ第475強襲連隊「コード9.2」は2026年9月30日、通称「亀戦車(タートルタンク)」と呼ばれる改造戦車を使用し、ロシア軍陣地を突破する様子を公開しました。

 亀戦車はもともと、ロシア軍が続出する一人称視点(FPV)のドローンによる攻撃から車両を守るため、車体の大部分を追加装甲で覆った車両です。2024年4月、ドネツク州クラスノホリフカでの戦闘において、初めて確認されました。

 装甲には、簡素な金網やチェーンを使用したもののほか、本格的に鉄板を張り巡らせたものもあります。ベースとなる車両にはT-90やT-72のほか、それより旧式の戦車が使われるケースもあるようです。

 当初は装甲の隙間からドローンの侵入を許すこともありましたが、その後、隙間を補うようにチェーンなどを配置するなど、現地で改良が試みられ、ウクライナ軍を悩ませていました。

 今回公開された映像では、そうした車両をロシア軍ではなく、ウクライナ軍が使用しています。ロシア軍が投入した車両を参考に改良を施したものとみられ、動画に登場する2両の亀戦車は、度重なる地雷の爆発やFPVドローンによる自爆攻撃をしのいでいます。砲身を除く車体全体が対ドローン装甲に覆われており、履帯(キャタピラ)の近くにはチェーンのようなものも確認できます。

 ドローン戦の専門家として知られるFPRI(外交政策研究所)上級研究員のロブ・リー氏によると、この亀戦車は2両だけで突撃したわけではなく、大型のマルチコプター型ドローンである「ヴァンパイア」や複数のFPVドローンが、亀戦車を援護していることが確認できるとのことです。こうしたドローンによる上空からの偵察などが、亀戦車による脅威エリアの迅速な突破や、ロシア軍陣地の探索に役立ったようです。

【上空の護衛付き】これが、攻撃を凌ぎロシア陣地を砲撃する亀戦車(動画)