スペイン紙『アス』は、バジャドリードに加入するMF伊藤涼太郎を「ジョウ・ショウジの後継者」として紹介している。
“プセラ(クラブの愛称)”史上2人目の日本人選手となる伊藤。アルビレックス新潟でブレイクした“魔法使い”は、シント・トロイデンとの契約が満了したため、今夏に新天地を探していた。一時は、ブラックバーンへの加入が目前に迫っていたものの、メディカルチェックで破談。Jリーグ復帰やセルタ移籍の可能性も取り沙汰されたなか、バジャドリードと2027年夏までの契約を締結した。
かくして紫と白のユニフォームに袖を通した伊藤について、スペイン紙『アス』は「ジョウ・ショウジの後継者」と取り上げる。26年前にクラブ史上初の、そしてラ・リーガ史上初の日本人選手となった城彰二氏に触れ、「ジョウの獲得は日本国内でまさに革命的な出来事となり、彼の軌跡を追う大勢の記者団が同行した」と当時の熱狂ぶりを回顧。バジャドリードでのプレーは半年間だけだったが、「“日本の至宝”と称された彼の、ここでのキャリアは短かった。膝のケガに悩まされ、わずか15試合で2ゴールを記録したに過ぎなかったからだ。それでも、ファンに深い印象を残している」と振り返った。
そして、「26年後、バリャドリードは再び日本人選手を獲得した。イトウ・リョウタロウはプセラの攻撃陣を強化すべく、フリーで加入する」と期待。一方で、「28歳という年齢を考えれば、今後も長くプレーできるはずだ。ただし、彼を悩ませる足首の状態は懸念材料となっている」とコンディション面で一抹の不安を抱えていることも併せて伝えている。
バジャドリードは、2024-25シーズンにラ・リーガで惨憺たる成績を残すと、セグンダ降格1年目の昨シーズンも下位に低迷。今シーズンも、ここまで2勝2分3敗と残留争いから抜け出せずにいる。