台湾の航空機メーカーである漢翔航空工業(AIDC)は2026年9月24日、台湾オリジナルのジェット練習機であるAIDC T-5「勇鷹(ユウヨウ:Brave Eagle)」の最終生産分2機を台湾空軍に引き渡したと発表しました。
台湾オリジナルの練習機最終生産機がロールアウト
台湾の航空機メーカーである漢翔航空工業(AIDC)は2026年9月24日、台湾オリジナルのジェット練習機であるAIDC T-5「勇鷹(ユウヨウ:Brave Eagle)」の最終生産分2機を台湾空軍に引き渡したと発表しました。
この2機の引き渡しにより、計66機の生産を終了したとのことです。最後の2機はシリアルナンバー1165、1166になります。ラインから送り出された最終機体は、AIDCの曹晉平董事長が自ら操縦して空軍に引き渡しました。
同機は、2019年9月24日に初号機がロールアウトしました。勇鷹の量産完了は台湾における軍用機のオリジナル化にとってひとつの節目になりました。
なお、勇鷹の納入完了後も兵站支援や整備、部品供給などの事業が継続します。スペアパーツ供給などを含めた兵站関連契約の総額は、今後少なくとも300億台湾ドルに達する見通しとのことです。
また、同機の引き渡し式典でAIDCの荘秀美総経理は「台湾国防部が無人機の開発を重視する方針について、『非常に正しい』と評価し、AIDCとしても台湾の無人機開発・配備に引き続き資源を投入していく」との考えを示しました。