名門復権が“ラストミッション”!? 元日本代表指揮官、バレンシアがキャリア最後のクラブとなる可能性を示唆

雨で需要が増える業界と言えば?

 バレンシアを率いるハビエル・アギーレ新監督が、メキシコを出国するのに際して、空港内でメディア対応を実施した。23日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 

 佐藤龍之介が加入したスペインの名門は今シーズン、ラ・リーガ開幕7試合で1勝1分5敗と降格圏に低迷。カルロス・コルベラン監督を解任するとともに上層部を刷新した後、23日にハビエル・アギーレ氏の招へいを発表した。オサスナやアトレティコ・マドリードなど国内6クラブを指導した実績を持つ“バスコ(愛称)”に、名門復権を依頼した。

 FIFAワールドカップ2026でメキシコ代表を率いた後、しばしの休暇に入ったアギーレ氏。「妻と話し合っていたんだ。引退するか、それとも続けるかという岐路に立っていた」と口にした元日本代表の指揮官は、「メキシコを含むさまざまな国から4つほどオファーがあったが断った」とした上で、「バレンシアを選んだのは、スペインに私自身15年も住み、子供たちも現地の学校に通っていたから。深い愛着があるんだ」と告白。そして、「『これが、私のキャリアにとっても人生にとっても、素晴らしい締めくくりになるだろう』と結論を出したんだ」とバレンシアが指導者キャリア最後のクラブになる可能性を示唆した。

 バレンシアは、2000年前後の栄華が霞むほどの没落を極める現状。アギーレ氏は「バレンシアはスペインサッカーにとって極めて重要で、歴史あるクラブだ。この一章を成功という形で締めくくれるよう、良い仕事をしたいと思っている。私にとって、まさに適切なタイミングで巡ってきたチャンス」と意気込む。続けて、「確定したことは何もなく、まだ31試合、最大90ポイント以上を獲得できる。楽観視するには十分だ」と巻き返しは可能だと強調した。

 新体制の初陣は、来月11日のラシン・サンタンデール戦となる。