「ソシエダ加入以来、最も厳しい時期」 現地紙が久保建英の苦境を分析「原因はW杯でのケガ」

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 スペイン紙『マルカ』は23日、レアル・ソシエダに所属するMF久保建英が苦境に立たされていると言及した。

 サン・セバスティアンのクラブで5年目のシーズンとなる久保。しかし、FIFAワールドカップ2026で負った左膝のケガによってコンディションが上がりきらないまま開幕を迎えたためか、低調なパフォーマンスに終始している。公式戦直近4試合はすべてベンチスタートで、プレータイムは30分にも達していない(2試合では出場なし)現状だ。

 ペッレグリーノ・マタラッツォ監督のチーム内で序列が下がりつつある久保について、スペイン紙『マルカ』は、「レアル・ソシエダに加入して以来、彼は最も厳しい時期を過ごしている」と断言。この25歳が、久しぶりの日本人対決が期待されたバレンシア戦で今シーズン2度目の出場なしとなったことのほか、公式戦でのゴールが9カ月間遠ざかっていることにも触れた。

 同紙は、イマノル・アルグアシル政権下の面影を失った理由として、「ワールドカップでのケガ」を指摘。「彼はこの大会に大きな期待を寄せていたが、ほとんど楽しむことができなかった。これは精神的にも大きな打撃となった可能性がある」と不完全燃焼に終わったことが心身にダメージを与え、不調に繋がっているという見方を示した。

 久保は、ラ・リーガ開幕戦に復帰を間に合わせたものの、プレシーズンの大半を別メニュー調整に充てており、プレシーズンマッチも7試合中5試合を欠場していた。開幕から数試合はスタメンで起用されたが、「かつてのように目立った活躍は見せられなかった」のに加え、ジョブ・オチェンクの台頭が、過去4年で築いた不動の地位を揺るがすものになったとしている。

 それでも『マルカ』は、「日本代表という環境の変化が、この日本人スターにとってプラスに働く可能性が高い」と今回の代表ウィークをポジティブに捉えており、「リーグ戦再開後にチュリウルディンで本来の輝きを取り戻す助けになるかもしれない」と森保一監督の下で復調のきっかけを掴むことを期待している。