スペインの審判技術委員会(CTA)が先日行われたマドリード・ダービーでの誤審を認めたようだ。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現地時間20日に行われたラ・リーガ第7節で“宿敵”アトレティコ・マドリードに1-2で敗れたレアル・マドリードだが、試合中の判定に納得がいかず。クラブは公式声明にて「ジュード・ベリンガムのひざを踏んだクリスティアン・ロメロや、フェデリコ・バルベルデの左足首を踏んだイ・ガンインに対し、いずれも退場処分を下さなかった」と批判を展開し、ジョゼ・モウリーニョ監督も主審とVAR担当を名指しでこき下ろしていた。
レアル・マドリードが問題視しているのは前半の2つの事象。一つ目は36分、迫り合いの中でロメロのスパイク裏がベリンガムのひざと接触した場面だ。オルティス・アリアス主審は当初ベリンガムにイエローカードを提示したが、VARからの助言とオンフィールドデビューを経て、警告対象はロメロに変更。CTAはこの判定について、「主審は踏み付け行為を『無謀なプレー』と判断した」と分析した上で、判定は正しかったとの認識を示した。
二つ目は45分、スライディングタックルしたイ・ガンインのスパイク裏がバルベルデの足首をとらえた場面。アリアス主審はアトレティコ・マドリード側のファウルを宣告したが、イ・ガンインにはイエローカードすら提示されなかった。CTAはVARが介入すべき事象だったと前置きしつつ、イ・ガンインのタックルは「深刻な反則プレー」に該当するため、レッドカードが提示されるべきだったと振り返っている。
また、後半開始早々にオンフィールドデビューを経てディーン・ハウセンにレッドカードが提示された場面については、「ジュリアーノ・シメオネはすでにポジションを確保し、ゴールに向かってボールをコントロールしていた。ハウセンはボールに触れる可能性がまったくない状態で腕を掴んだ」と分析した上で、VARの介入および退場判定は正しかったと説明している。
なお、イ・ガンインのタックルを受けたバルベルデは左足首にグレード3の捻挫を負い、戦列を離れることに。離脱期間は2週間から3週間と見られており、インターナショナルマッチウィークでの日本代表戦を欠場することとなった。
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