日本代表初招集の松木玖生に期待…サウサンプトン指揮官「今年2桁得点を達成できると確信」

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 サウサンプトンを率いるトンダ・エッカート監督が、日本代表に初招集されたMF松木玖生への期待を明かした。19日、地元メディア『デイリー・エコー』が伝えている。

 現在23歳の松木は2024年夏にFC東京からサウサンプトンに移籍し、そのままギョズテペ(トルコ)へのレンタル移籍を経て、2025年夏からサウサンプトンでプレーしている。今季はここまで公式戦10試合出場で1ゴール1アシストを記録しているなか、今月17日には同24日からの12日間で計4試合を戦う日本代表に初招集された。

 自身初となるA代表招集を勝ち取った松木について聞かれたエッカート監督は「彼の成長ぶりをこれ以上ないほど誇りに思っているし、彼はその評価に十分値する選手だ。彼は負けん気が強く、勝負強い選手だ」と語りながら、今季の同選手の飛躍に期待を寄せていることを明かした。

「ここ数週間ずっと話をしてきたけど、彼なら今年、2桁得点を達成できると確信している。そのための質をすべて備えているからね。彼には今すぐ始めなければならない。そして、初ゴールを決めるべき時だと伝えていた。バーミンガム戦では素晴らしいシュートを放ったけど、惜しくもオフサイドで取り消されてしまった」

「彼には多彩な得点パターンがある。右足でも左足でも決められるし、セットプレーやヘディングでも得点できる。緊急時には左サイドバックや右サイドバックもこなせる。これほど万能な選手がいるのは素晴らしいことだ。6番(守備的MF)のポジションでプレーしたこともあるけど、彼にとって最適とは言えないかもね」

「10番やセカンドストライカーとしてもプレーできるし、実際に何度かその役割を担ったこともある。ウイングでもプレーできるし、9番として出場したこともある。基本的には、センターバック以外のあらゆるポジションでプレーしてきたと思う。彼にやるべきことを伝えれば、おそらくそれもこなせるだろう。彼は監督として望みうるすべての質を備えていると思う。彼がこのクラブにいてくれることをとても嬉しく思っている」

 また、前任のウィル・スティル前監督の下ではあまり出場機会が得られなかったなか、昨年11月から指揮を執るエッカート監督が今年の元旦に松木を先発に抜擢したことをきっかけに定期的に出場機会を得ることになり、今季はここまで公式戦全試合に出場する状況となっている。

 就任した当時の松木の様子についてエッカート監督は「私が就任し、昨シーズンにU-21チームで彼が数回トレーニングに参加したのを見た時のことを覚えている」と振り返りながら、「彼の持つ質の高さは一目瞭然だった。11月に私が監督に就任した時、チームの選手層は非常に厚い状態だった。しかし、彼に見出した能力の高さから、ぜひチームに組み込みたいと考えていた」と初めて見た時から松木を高く評価していたことも明かした。

「ただ、同時にそれは別の選手を外さなければならないことを意味し、決して簡単な決断ではなかった。でも、その後にバーミンガムとのアウェイ戦で彼を起用した。当時は移籍市場が近づいていた時期でもあり、チーム内の状況をうまくコントロールできるタイミングだった。そこで私は、松木の持つ競争心を目の当たりにした」

「バーミンガム戦で途中出場した最初の10分間だけでも、ピッチ上での彼の競争心や質の高さがはっきりと見て取れた。バイシクルキックでゴールを決めかけた場面もあったし、それ以来、彼はどんどん良くなっている。私から見れば、彼はあらゆる質を兼ね備えた選手だ」

「昨シーズンの終盤には何度か話し合いを持ったが、唯一確認しておきたかったのは、彼がミッドウィークの試合でもプレーできる準備ができているか、という点だった。彼はこの夏、素晴らしいコンディションで戻ってくるために多大な努力を重ねてきた。今年は多くの試合が控えているから、その準備が不可欠になるだろう」